アパグループは、このほど「アパホテル〈大森駅前〉」(東京都大田区大森北1-1-1 (地番))の計画地において起工式を執り行った。同ホテルは、東京五輪直前の2020年6月開業予定の347室の大規模施設。
羽田空港のアクセス至便、訪日客・ビジネス需要の獲得
アパホテル〈大森駅前〉は、アパホーム株式会社が土地所有者である日本通運株式会社から定期借地により事業用地を賃借し、ホテルを建設、施設竣工後、アパホテル株式会社に当該建物を賃貸し、アパホテル株式会社がホテル運営を行う土地有効活用プロジェクトとなる。
交通アクセスは、JR京浜東北線「大森」駅北口より徒歩1分、「品川」駅より2駅・6分、「羽田空港」まで路線バスで約30分と、ビジネスやレジャーに適した駅前立地。
構造・規模は鉄骨造・地上14階建、全347室。
1階にはコンビニエンスストア「セブンイレブン」を誘致、2階には露天風呂付き大浴場、敷地内にタワーパーキング(16台)を計画している。設計は株式会社大建設計、施工は株式会社奥村組、デザイン監修は株式会社辻本デザイン事務所が担当し、2020年6月の開業を予定している。
大田区内では、アパホテル〈京急蒲田駅前〉(全95室・FC・2011年9月1日開業)、アパホテル〈蒲田駅西〉(全75室・FC・2015年6月1日開業)、アパホテル〈蒲田駅東〉(全220室・FC・2015年11月29日開業)が高稼働中であり、同ホテル開発計画を含めると大田区内のアパホテルは全4棟・737室となる。今後も未出店エリアを中心に幅広いエリアで展開を進めていく考え。
出典:アパホテル
東京都大田区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、東京都大田区には宿泊施設が100、部屋数にして8,663室が提供されている。
新規開業予定施設は11、部屋数にして3,332室が新たに供給される見込み。
客室数トップ10は以下の通り。
出典:メトロエンジンリサーチ
同ホテルは開業すると、347室で2位にランクインする見込みだ。
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