エボラブルアジア は、同社の民泊事業子会社であるエアトリステイにて、東京都内で約700室のマンスリーマンションを運営しているレジデンストーキョーとの連携でマンスリーマンションのハイブリッド運用を開始した。
「民泊×マンスリーマンション」のハイブリッド運用
出典:レジデンストーキョー
世界の快適なサービスアパートメント文化を日本に普及させることをミッションに、2015年に創業したのがレジデンストーキョー。従来型のマンスリーマンションの機能に、マルチリンガル対応やバーチャルコンシェルジュなどの、充実したホスピタリティを付加したサービスを提供してきた。主に海外からの中長期滞在者向けに家具付き賃貸住宅を都内約700室で展開、全国約5,000室のネットワークを構築している。
2018年6月の民泊新法の施行により、民泊運用は原則として、運営日数を年間180日以内とする制限がかかった。このため民泊事業者は、残りの約180日間を民泊以外の方法で運営する必要があり、オーナーの自己使用やマンスリーマンションとの併用などが模索されている。
レジデンストーキョーは2018年9月に、エアトリステイの親会社である株式会社エボラブルアジアより資本出資を受けており、これまでビジネストラベルマネジメント(BTM)分野でのマンスリーマンション利用で連携してきた。
このような背景から、エアトリステイとレジデンストーキョーの運用を掛け合わせた、「民泊×マンスリーマンション」のハイブリッド運用を開始した。
今後は、エアトリステイが民泊運営する東京23区内の一部の賃貸マンションにおいて、レジデンストーキョーが借主として賃貸借契約を締結し、民泊運営以外の期間中はマンスリーマンションとしてレジデンストーキョーが運営(入居者募集・賃貸借契約等)を行う。
民泊・マンスリーマンションいずれにも対応可能な家具家電完備の居室に、バイリンガル対応のバーチャルコンシェルジュ、月8回まで無料のジム利用など、レジデンストーキョーのソフトサービスを付加した運営を行っていく。
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