総合旅行プラットフォーム「エアトリ」(旧DeNAトラベル)は、2018年度上半期(4月から9月)の「人気急上昇海外旅行先ランキング」を発表した。トップは世界最大規模の空港が開港予定のあの都市だったー
イスタンブールが人気急上昇1 位、2位は済州、3位は高雄
エアトリによる同調査結果は以下の通りとなった。
出典:エアトリ
2018年の4月1日から9月30日までに出発した海外航空券の予約件数を、昨年の同時期と比較したところ、最も予約件数が伸長したのはトルコの「イスタンブール」(前年比:147.9%)。
イスタンブールといえば、今年の8月にトルコの通貨である「リラ」が大暴落し大きなニュースとなった。これにより、格安で高級ブランド品の買い物が出来たりとトルコへの旅行客にとっては嬉しい状況となった。また、イスタンブールでは世界最大規模となる新空港の建設が進められている他、日本からイスタンブールへ唯一の直行便を運航するターキッシュエアラインズは、羽田空港への新規就航や大阪路線の復活について意欲的であることを表明しているなど、今後もさらに日本からも世界からも注目を集める都市となることが予想される。
2位の済州は、昨年から予約件数が上昇傾向にある都市のひとつで、LCCを中心に東京や大阪からの便が新規就航していることが予約件数を伸ばしている大きな要因となっている模様。今年に入ってからも、6月にティーウェイ航空が大阪線、9月にチェジュ航空が福岡線(2週間限定)を新規就航している。これにより、さらなる予約件数の上昇が期待できそうだ。
3位の高雄は、台北に次ぐ台湾の観光都市。4月にピーチアビエーションが国内のLCCとして初の那覇-高雄線を就航した。さらに、7月にタイガーエア台湾が名古屋-高雄線に新規就航し、済州のようにLCCの就航増加により注目が集まってきている。
4位には女性に人気急上昇の北欧の都市ヘルシンキ、5位のモスクワは4年に一度のワールドカップサッカーの会場となった事から渡航者が増加した模様だ。
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