交通・通信インフラ等のシステム開発を多く手掛ける創業48年の株式会社ビッツは、日本を始め米国・ヨーロッパ等でも人気の街乗り自転車「tokyobike」を製造販売する株式会社トーキョーバイクと共同開発した自転車のレンタル予約システム「cyve」をクラウド型サービスとして公開した。
二次交通としてのレンタル自転車の普及
「cyve」はレンタル自転車を事業として検討中の事業者向けに特化したシステム。
2020年までに増加が予想される国内外の観光客の「足」として大きく注目されている自転車。同社の「cyve」は主に大都市や観光地などで見込まれるインバウンド需要に対応した豊富な機能を備え、二次交通としてのレンタル自転車の普及を強力にバックアップ。
今回リリースとなったシステムはクラウド型となり、事業者による完全セルフスタートが可能。
既にレンタル自転車店を運営されている事業者はもちろん、新規参入を検討している事業者でも、店舗の所在地などの基本情報と、貸し出し自転車や近隣の名所などの写真を登録していくだけでレンタル自転車の予約サイトを自動で立ち上げることができる。
さらにカード決済や自転車自賠責保険加入の手続きもスムーズに完了できるようになった。
最大60日間の無料お試し期間も用意、加盟店を募集する。
料金は、月々28,000円(自転車5台まで)から利用が可能。価格は自転車の登録台数によって変わるという。