建築のリノベーション設計および施工等を行う株式会社アートアンドクラフトは、自宅の他にもう一つの拠点をもつ暮らしを実現できるサービス、「二拠点生活の住まい×民泊」の提供を開始した。
使用しない住宅は民泊として貸し出し複数拠点での暮らし
出典:アートアンドクラフト
働き方の多様化・テレワークの普及により出勤せずに自宅や出先で働ける人が増えてきた。
そして、一箇所に定住せず複数の拠点をベースに暮らす人たち、さらには移動しながら生活するノマドスタイルを実践する人たちまで現れてきた。
また、2018年6月に民泊新法(住宅宿泊事業法)が施行され、自宅を宿泊施設として合法的に貸せるようなったことから、同社は自宅の他にもう一つの拠点をもつ暮らしを実現できるサービス、「二拠点生活の住まい×民泊」の提供を、2019年4月よりを開始した。
「退職後に移住したい街がある。」もしそのような夢があるなら、いま中古住宅を取得して、使わないときは民泊として活用することで、リタイアの時期を待たずに二拠点での暮らしが実現できるかもしれない。
たとえば大阪や東京をベースに働く人が、神戸や沖縄に二つ目の住まいを購入し、自分が使わないときに民泊として旅行者に貸すことでローンの負担を軽減したり、ときには返済額以上の収入を得ることも可能となっている。
今回、同社では、宿泊施設の企画・設計・運営を通じて蓄積されたノウハウをもとに、民泊ができる物件を探す際のコンサルティングから不動産仲介、そして民泊に適したリノベーションと家具のセレクト、さらには宿泊営業の届け出と運営業務の委託まで一括して受託するサービスを開始した。
運営を受託できるのは事業所がある沖縄県・兵庫県・大阪府内。受託内容やエリアには一定の要件があるという。
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