Airbnbが計画していた万里の長城に宿泊するプランの中止を発表した。この度、さまざまな意見を受け、同イベントを進めるべきではないという判断をし、イベントを中止する運びとなったという。
Airbnbは、同イベントに関する発表について根拠となる合意が成立した上で発表したが、この度、さまざまな意見を受け、イベントを中止する運びとなった旨発表した。
Airbnbは、同企画の目標のひとつに、誰もがこの世界に誇る歴史を守り、保護するために、どのように活躍できるかをハイライトすることが掲げられており、専門家の協力のもと、万里の長城の遺産や保護の取り組みに関する認知拡大にも力を入れて取り組んできたという。
また、中国ではこれまでにも、持続可能で地域に還元できる旅を促進するために地元の指導者や組織とのパートナーシップを構築しており、歴史的な観光目的地を保護していくことはAirbnbにとって最優先事項で、これらのイベントは近年、70以上の世界中の有名な観光地と協力して行われ、地元の文化や観光の促進に寄与してきており、Airbnbは今後も世界各地で継続する方針という。
同社は同イベント開催の告知からわずか数日で中止に追い込まれている。歴史施設としての保存などに批判があがった模様だ。
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