(出典:株式会社ブランジスタ)
株式会社ブランジスタの連結子会社である株式会社ブランジスタメディアは、埼玉県川越市と包括連携協定を締結した。締結式は2025年7月25日、川越市役所本庁舎にて執り行われた。
今回の協定は、これまで同社と川越市が実施してきた取り組みを踏まえたものである。具体的には、旅行電子雑誌「旅色」を活用し、俳優・内田理央氏が川越市を訪れる「旅色FO-CAL」川越市特集の公開や、旅先納税「小江戸かわごえe旅ギフト」のプロモーション、フォトコンテストの開催、川越の名産を使用した食品の開発などが行われてきた。
この協定では、双方の保有する資源を有効に活用し、地域の活性化および市民サービスの向上を目指すとしている。ブランジスタメディアが保有する知見やノウハウ、ならびに「旅色」をはじめとするウェブメディアを活用し、地域創生、観光振興、産業・農業振興、シティプロモーション、人材育成、その他地域の社会課題解決や持続可能な価値創造を目的とした取り組みを進めていく。
今後予定されている具体的な連携例としては、ふるさと納税返礼品のプロモーション、川越産農産物を使った商品開発とその広報活動、電子雑誌や観光サイトを通じた市の広報活動、川越市職員を対象とした同社講師による広報研修などが挙げられている。
(出典:株式会社ブランジスタ)
締結式には、川越市から市長、副市長、総合政策部 地域創生・DX推進担当部長が出席した。ブランジスタメディアからは、代表取締役、メディア編成本部 本部長、編集部部長ら関係者が参加し、協定書の取り交わしや記念撮影が行われた。
式の冒頭では、川越市市長が「本協定の締結を通じて、御社の知見やノウハウを共有いただくことで、本市の持つ強みや魅力をさらに高めていけるものと考えております」と述べた。ブランジスタメディア代表取締役は、「メディアとして18年間培ってきた編集力・発信力を活かし、市および市民と連携して『旅色』だからこそできる新たな旅の価値を創出し、観光誘客はもちろん、地域経済の活性化、ひいては川越市民のシビックプライドの醸成にもつなげられるよう貢献していきたい」と述べた。