沖縄県中頭郡読谷村の「星のや沖縄」は2021年9~11月に、沖縄発祥の空手「唐手(トゥーディ)」を学ぶプログラム「琉球唐手滞在」を開催する。
唐手とは沖縄の武術の古称で、沖縄の言葉で「トゥーディ」と呼ぶ。自己研鑽(けんさん)の手段として受け継がれており、現在の空手の基礎になっている。
このプログラムでは、読谷村にある上地流空手道拳優会の有段者から唐手の心得を学び、稽古を通して自分と向き合うことを目指す。施設内の道場で基礎の型から学び、最終日には木板を割る試割りに挑戦する流れになっている。
またプログラムには、暗くなってから日中の稽古を振り返る「動禅瞑想」の時間、海を望む客室で行うプライベートな「指圧」、就寝前の「泡盛」も含まれる。
プログラムの拠点となる道場は、ホテルの敷地内にある。毎日さまざまなアクティビティを行っているが、当プログラムで唐手の稽古と動禅瞑想を行う際は、この道場を貸し切り、体験に集中できる環境を整える。
プログラムの期間は2021年9月1日~11月30日の間の2泊3日。料金は1名8万4000円(宿泊費別)。予約は1日2名までの1組限定で、公式サイトを通じて2週間前まで受け付ける。
- ■「琉球唐手滞在」スケジュール■
- <1日目>
- 15:00 チェックイン
- 15:30 稽古1 立ち方・固定基本・移動基本・普及型Ⅰ(1.5時間)
- 夕食
- 20:00 動禅瞑想
- 就寝前に泡盛で身体を和らげる
- <2日目>
- 10:00 稽古2 前日復習・三戦の型・試割り練習(1.5時間)
- 14:00 客室で指圧を受ける
- 夕食
- 20:00 動禅瞑想
- 就寝前に泡盛で身体を和らげる
- <3日目>
- 10:00 稽古3 これまでのおさらい・試割り本番(1.5時間)
- 12:00 チェックアウト