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レベニューマネジメント/ダイナミックプライシング

投稿日 : 2018.08.22

・レベニューマネジメント(Revenue Management:収益管理)

・ダイナミックプライシング(Dynamic Pricing:価格変動制)

従来、レベニューマネージャーが属人的な勘や経験値に基づいて、需要を予測し決定していた価格設定を、ビックデータやAI、機械学習処理の活用により、より効率的かつ高い精度で戦略的に実施することが可能となってきている。

 

レベニューマネジメント(Revenue Management:収益管理)

レベニューマネジメントとは、顧客の購入意欲に応じて、商品・サービスの需要を予測し価格と割当量を変えることで収益の最大化を図ること。飛行機チケットなどの旅客業やホテルなどの宿泊業において発達した管理手法で、これにより収益機会の損失や潜在需要の逸失を防ぐことで収益機会を最大化できる。

ダイナミックプライシング(Dynamic Pricing:価格変動制)

ダイナミックプライシングとは、需要、市況、天候、個人の嗜好などに関するビッグデータをクラウド上のプラットフォームで人工知能(AI)により迅速に分析し、需要の予測を基に価格の上げ下げを自動的に行なうことで適正価格を提示する値付け手法のこと。

こうした手法はホテルの稼働率や価格設定に大きな影響をもたらしていることはもちろん、スポーツ・コンサート、駐車場、物流など様々なサービス産業でも注目され導入され始めている。

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