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ホテルWBFグランデ関西エアポート、開発着手

投稿日 : 2018.11.12

大阪府

新規ホテル情報

東急リバブルは、大阪府泉佐野市において新たに開発型アセットマネジメント事業を受託、「りんくうタウン」エリアで最大規模の「ホテルWBFグランデ関西エアポート」(700室)を建設する。

出典:東急リバブル

700室、りんくうタウンエリア最大

東急リバブル株式会社は、大阪府泉佐野市において新たに開発型アセットマネジメント事業を受託した。

同事業は、同社が一部出資するTLS5特定目的会社(SPC)が大阪府泉佐野市りんくう往来北において宿泊特化型ホテル「ホテルWBFグランデ関西エアポート」を建設するもので、同社は、プロジェクトマネージャー兼アセットマネージャーとして、開発計画から建築までの一連の工程をマネジメントする。

同ホテルは、関西国際空港の対岸に位置する「りんくうタウン」エリアで最大規模のホテル開発となる。

「関西空港」駅からJR関西空港線または南海空港線で1駅(所要約5分)の「りんくうタウン」駅に直結する交通アクセスに優れた立地で、近隣には訪日観光客の来場も多い「りんくうプレミアム・アウトレット」がある。

関西国際空港の総旅客数は2017年度に2,880万人を超え、3年連続で過去最高を更新。また、2017年の大阪府全体の客室稼働率は82.4%と全国で最も高く、延べ宿泊者数は3,321万人(全国三位)、そのうち外国人が1,167万人(全国二位)を占めており、今後もインバウンドを中心にさらなる宿泊者数の増加が予想され、宿泊施設の供給拡大が期待される。

そのような市場動向を背景に、同社は同事業に着手した。SPCは、2018年10月に同件土地をホテル用地として取得しており、今後、2020年7月に竣工引渡を受け、投資家へ売却する予定。ホテルの運営は、旅行業・ホテル業等を展開する株式会社ホワイト・ベアーファミリーと基本協定書を締結しており、同社からは同事業への出資も受けている。

外国人来訪者の受け皿へ、日本のインバウンド誘致に貢献

また、同事業は、民間都市再生整備事業として国土交通大臣より認定を受け、一般財団法人民間都市開発推進機構(MINTO機構)の出資を受けており、ALL-JAPAN 観光立国ファンド投資事業有限責任組合からも、同ファンド初のホテル開発支援として出資を受けている。

同物件が外国人来訪者の受け皿として日本への訪日観光客誘致に貢献することが期待されている。

出典:東急リバブル

大阪府泉佐野市ホテル展開状況

メトロエンジンリサーチによると、泉佐野市には宿泊施設が38、部屋数にして3,121が提供されている。

新規開業予定施設は同ホテルの他には確認できなかった。

客室数トップ10は以下の通り。

出典:メトロエンジンリサーチ

現在客室数トップは、関西エアポートワシントンホテルの504室であり、同ホテルが開業すると700室は同市でダントツの規模のホテルとなる見込みだ。

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