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沖縄リウボウが複合商業施設「レグザ」売却 手元資金確保のため 

投稿日 : 2021.01.28

沖縄県

新型コロナウイルス関連

リウボウグループの不動産賃貸業などを運営する株式会社リウボウが、複合商業ビル「レグザリウボウ(REXA RYUBO)」や隣接する立体駐車場の土地と建物を、昨年11月に大阪の企業へ売却していたことが分かった。

「レグザリウボウ」は2008年3月のオープン以降、地元客や観光客から人気を集めている買い物スポット。登記簿によると敷地面積1290平方メートル、12階建てで、りゅうせきフロントラインが運営する「ホテル・ロコア・ナハ」や飲食店、コンビニエンスストアなどが入居している。

リウボウグループは百貨店やスーパー、旅行サービス、化粧品卸など幅広い事業展開を行っている。しかし、2020年に入り新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、どの事業も厳しい経営状況が続いている。

リウボウは売買の詳細について明らかにしていないが、今回の売却で手元資金を確保して経営基盤を固め、コロナ後を見据えた事業展開に対応したい狙いがあるという。リウボウホールディングスの糸数剛一会長は「売却相手や売却額などは明かせない。ただ、コロナ前から収益を多角化するために資産をキャッシュにして事業を強化していきたい考えがあった」と説明している。

りゅうせきは「ホテル・ロコア・ナハ」について、今後の運営に影響はないとしている。

株式会社リウボウホールディングス:http://ryubo-hd.co.jp

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