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ヴィアインホテルチェーンでサーマルカメラによる検温システム運用開始

投稿日 : 2020.08.07

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新型コロナウイルス関連

JR西日本グループが運営するヴィアインホテルチェーンで、非接触型サーマルカメラ検温システムの運用が開始された。8月下旬頃に全24店舗に設置完了予定。

サーマルカメラ検温システム導入で体温測定時間の短縮と感染リスクを低減

ヴィアインホテルはJR西日本グループが運営するホテルチェーンで全国24店舗を展開している。ヴィアインホテルチェーンでは感染症予防対策のため、アドバンテック株式会社の非接触型サーマルカメラ検温システムの運用が開始された。

サーマルカメラ検温システムはAIによる顔検知機能と熱を検知するサーマルカメラを組み合わせた検温システム。非接触で体表面温度を瞬時に測定し、一定体温以上の発熱者を自動的に検知する。同時に複数人の体温測定も可能だ。

これまでヴィアインホテルではチェックイン時にホテルスタッフが非接触温度計にて宿泊客を1人ずつ体温測定していたため、体温測定のための待ち時間と1対1での体温測定による感染リスクが発生していた。だがサーマルカメラ検温システム導入で複数人の体温測定が可能になったため、宿泊客が体温測定のために待つ時間が大幅に削減。チェックインなどの作業効率が改善される。また1対1での体温測定と比較して感染リスクも低減できるメリットも。

アドバンテック株式会社ではサーマルカメラ検温システムに「Monitor」「Standard」「Pro」と3種類のライセンスを用意。Monitorライセンスでも体温測定と状態モニタリングが可能だが再測定機能や統計概要表示・傾向分析などを行うダッシュボード表示が必要ならStandardライセンス、AI顔認証技術による個人認証や履歴機能も必要ならProライセンスが必要となる。

アドバンテック株式会社以外でもサーマルカメラとAIによる検温システムは発売しており、同様の検温システムは東京ドームや弘前学院大学、伊勢原協同病院、大槌町役場など様々な業種・施設で導入された実績がある。ホテルではザ・キャピトルホテル 東急やベストウェスタン東京西葛西、熊本ホテルキャッスルなどで導入されており、ホテルチェーンとしての導入はヴィアインホテルチェーンが日本初。(2020年7月末アドバンテック株式会社製検温システム導入実績による)

ヴィアインホテルチェーンではサーマルカメラ検温システムの設置を2020年7月29日から開始し、順次全国24店舗に導入。8月下旬頃の設置完了を予定している。

【設置店舗(24店舗)】
東京大井町、秋葉原、新宿、東銀座、飯田橋後楽園、日本橋人形町、金沢、名古屋新幹線口、名古屋駅前椿町、京都四条室町、京都駅八条口、新大阪、新大阪ウエスト、新大阪正面口、梅田、心斎橋、心斎橋長堀通、心斎橋四ツ橋、あべの天王寺、姫路、岡山、広島新幹線口、下関、博多口駅前

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