千葉県では、館山市、佐倉市において、それぞれ新型コロナウイルスで落ち込んだ観光業の復興を目指したキャンペーンを開催している。
館山市で実施されているのは「たてやまおもてなしフェア」。館山のフェア参加宿泊施設にて、各宿泊施設イチオシの地元の逸品を提供するキャンペーン。
おもてなし逸品の提供方法や対象プランは、各宿泊施設により異なる。18の宿泊施設が参加しており、宿泊施設によって地元食材を使った料理、日本酒、お菓子のお土産などの特典を受け取ることができる。対象の宿泊施設とそれぞれの特典は公式サイト(https://tateyamacity.com/omotenashi)から確認可能。
「たてやまおもてなしフェア」は、11月30日まで開催の予定。ただし、期間中であっても、各宿泊施設の提供予定数に達した場合、終了することがある。
佐倉市では、電車やバスの乗車券、市内店舗で利用できる食事券、土産券がセットになった「旅する佐倉1日きっぷ」を販売している。
具体的な内容は、以下の通り。
・成田スカイアクセス線を除く京成線各駅~京成佐倉駅の「往復乗車券」
・ちばグリーンバス「フリー乗車券」または佐倉市観光協会「レンタサイクル券」
・佐倉市内で使える食事券
・佐倉市内で使えるお土産券
ちばグリーンバス「フリー乗車券」は、京成佐倉駅を起点とした、180円区間のみ利用可能。
「旅する佐倉1日きっぷ」は、原則としてスマートフォンアプリで発売される。ただし、スマートフォンを持ってない場合は、京成トラベルサービス株式会社の各営業所にて、紙チケット購入も可能。価格はデジタル版と紙版で異なり、それぞれ以下の通り。
・デジタルチケット:3,900円
・紙チケット:4,070円
有効期間は、デジタルチケットの場合、購入日当日限り。紙チケットの場合は事前購入可で、旅行指定日当日限り有効 。
また、「旅する佐倉1日きっぷ」の購入者は特典として、佐倉市内の旧堀田邸、佐倉武家屋敷、佐倉順天堂記念館、佐倉市立美術館(企画展のみ)、佐倉草ぶえの丘において、入場料の割引も受けられる。