定山渓ビューホテル(札幌市南区)が、2021年2月1日から休館することが明らかになった。
当ホテルを運営するKarakami HOTELS&RESORTSによると、休館の理由に、新型コロナウイルス感染拡大に伴う宿泊客の減少、さらに、終息が不確定な中、利用者の安全・安心の確保ができないことを挙げている。
すでに新規予約の受け付けは停止している。予約済みの客に対しては旅行代理店など予約先から順次、連絡が入りキャンセル料などについてはこれから詳細を決めるという。
定山渓は札幌駅からバスで約1時間の距離にあり、道内外から多くの観光客が訪れる温泉地。その奥座敷にある定山渓ビューホテルは大浴場と、地上60mのホテル最上階から定山渓の景観を楽しめる展望大浴場を完備。また、通年で利用できる総面積4000㎡の屋内温水プール「水の王国・ラグーン」も併設し、幅広い世代から人気を集めていた。
定山渓ビューホテルが休館するのは新型コロナの感染拡大以降、初めて。ホテル側は休館の期間を明らかにしていない。