(出典:おてつたび)
お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサイト『おてつたび』を運営する株式会社おてつたびは、長野県中野市と連携して、農業の短期的な人手不足を解消し、農業の魅力を発信するため市内6つの農家で「おてつたび」を実施する。地域や農業に関心を持つ旅人を中野市内の農家とマッチングし、農繁期の労働力不足の解消と、農産物や中野市のファン獲得を目指す。
実施期間は6月17日から7月10日までの間で、2つの時期に分けて実施される。第1弾は6月17日から26日までの10日間で、4つの農園が7名の参加者を受け入れる。第2弾は7月1日から10日までの10日間で、3つの農園が6名の参加者を受け入れる。参加者は中野市が制作した「中野市産地・観光PR用シンボルマーク」が掲載された農園で働くことになる。
受け入れ農園は、「たけだひろき農園」、「武田農園」、「広宣ファーム」、「小沢観光農園」、「北信州おひさま農園」、「池田果樹園」の6つで、参加者はぶどうやさくらんぼの栽培作業や観光客の案内を行う。
(出典:おてつたび)
中野市は農家に対しておてつたびの利用料の補助を提供し、参加者の宿泊場所の提供、送迎、観光案内のサポートも行う。また、休日には市の職員が公用車を使って市内の観光案内を行うことで、参加者に地域の魅力をより深く知ってもらう機会を提供する。
(出典:おてつたび)
おてつたびは「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた人材マッチングサービスで、旅を切り口に全国各地から人材を集めることが可能である。参加者は、宿泊費を気にすることなく、地域での旅を楽しみながら地元の人々と交流し、地域の文化や生活を体験することができる。現在登録している事業者の4割が農家で、農家の人手不足解消に貢献している。