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グランスノー奥伊吹、過去最高の売上高達成:コロナ渦の6倍!

投稿日 : 2024.04.23

滋賀県

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出典:奥伊吹観光株式会社

関西最大級のスキー場「グランスノー奥伊吹」が開業54年目にして売上高で過去最高を記録した。今年のシーズンは暖冬の影響で雪不足が懸念されたが、新たに導入した「日本初の人工造雪機」や追加の「人工降雪機」のおかげで積雪量を維持した。これにより、利用者の満足度を高めることができ、2月には営業日数71日目で20万人を超え、最終的には25万907人の入場者数を達成した。

スキー・スノーボード人口が1800万人と最盛期を迎えた1998年のピーク時のグランスノー奥伊吹(旧:奥伊吹スキー場)売り上げ「3億3300万円」(入場者数5万4400人)と比較し約6倍となる「19億5300万円」(入場者数約5倍の25万907人)まで増加した。特に、人工造雪機や人工降雪機の増設は暖冬や雪不足への対策として大きな成果を上げた。2020年の新型コロナウィルスの影響を受けた年と比較しても、売上高は約6倍増(入場者数4倍以上)という大幅なV字回復を果たした。

出典:奥伊吹観光株式会社

グランスノー奥伊吹の成功は、スキー・スノーボード産業全体にとっても示唆に富む。スキー・スノーボード人口の減少という状況下で、業界再生に向けた先進的なアプローチを示した。その結果、関西全20ヵ所のスキー場の中で最多の入場者数を記録し、業界全体に活気をもたらした。

設備投資においても、10年間で35億円以上を投じ、トンネル付き動く歩道の新設や最新のセンターハウスの建設を行った。また、レンタル用品の充実やオンライン販売の強化など、利用者の利便性向上にも注力した。

人工降雪機や人工造雪機の増設、最新のゲレンデ整備車両や日本最速の高速リフトの導入により、ゲレンデの積雪量やコンディションを維持し、入場者数は10年間で約10万人増加した。この功績はスキー場の再生に向けた先進的な事例として注目されている。

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