(出典:株式会社おいでなせえ)
埼玉県比企郡小川町の観光まちづくり事業を行っている株式会社おいでなせえは、埼玉県比企地域の交通拠点と観光スポットを繋ぐ二次交通の課題を解決するため、2025年1月より小川町・ときがわ町・嵐山町・東秩父村の4町村を舞台とした「サイクリング×デジタルマップイベント」を開催する。このイベントは、文部科学省スポーツ庁の“スポーツによる地域活性化・まちづくりコンテンツ創出等総合推進事業”の一環として実施され、地域スポーツ資源を活用し、国内外から選ばれる観光コンテンツの創出を目指すものである。
比企地域では、観光資源が点在しており、公共交通で複数の観光地を訪れることが困難であった。この課題を解決すべく、初心者から上級者まで楽しめる体験型のサイクリングロゲイニングイベントが行われる。イベント名は「比企(Hiki)ライドチャレンジ “3T1V”クエスト」であり、デジタルマップを活用して観光地や文化、食を巡りながら地域の魅力を体験することを目的としている。また、ジオ・マーク株式会社と提携し、期間限定で地域独自の魅力を表現したデジタルマップを公開する予定である。
サイクリングロゲイニングイベントでは、参加者が自転車で地図上のチェックポイントを巡り、制限時間内にポイントを集める形式が採用されている。開催日は2025年1月12日(日)と1月18日(土)の2日間であり、集合場所は小川町駅周辺施設である。定員は各日20名で、参加費は無料であるが、交通手段や宿泊、飲食の手配は参加者自身で行う必要がある。参加者には修了証と景品が贈られる予定であり、スマートフォンや防寒具などの持参が必須条件とされている。イベントの申し込みは観光・体験イベント予約サイトから行える。
(出典:株式会社おいでなせえ)
デジタルマップは2025年1月25日から3月31日まで公開され、通常の地図アプリでは分からない地域独自の魅力を視覚化した高機能な地図として提供される。このマップはスマートフォンのGPS機能と連動し、観光スポット情報やサイクリングルートを表示する仕組みとなっている。マップ上には観光スポット情報も表示されているため、近くの見どころやランチのお店も簡単に探すことができる。さらにブラウザで利用可能で、アプリのダウンロードは不要となっている。
株式会社おいでなせえは、「100年先の未来まで心豊かに暮らせる環境を築く」という理念のもと、「まちづくり」「体験」「旅行手配」など多岐にわたる活動を推進している。「おいでなせえ」という社名は、「(小川町へ)おいでください」という意味を持ち、訪れる人々を心からおもてなしする地域文化を醸成し、住民が楽しみと喜びを感じられる町づくりに尽力している。
ジオ・マーク株式会社は、デジタルマップを活用して移動と体験の価値を向上させる新しいサービスを提供している企業である。独創的で高機能なマップツールを用いて、地域に多様な価値を提供し、誰もが簡単に制作・管理できる地図サービスを展開している。
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