本日11月21日発表の観光庁の調査結果によると、2018年7-9月期の国内旅行消費額は、前年同期比3.9%増の6兆5,079億円となった。うち宿泊旅行が、5兆2,357億円(前年同期比6.1%増)、日帰り旅行が、1兆 2,722億円(前年同期比4.3%減)。
国内旅行者数減少も単価の増加により、消費額が増進
観光庁の旅行・観光消費動向調査 2018年7-9月期(速報)によると、日本人国内旅行消費額は、6兆5,079億円(前年同期比3.9%増)となり、うち宿泊旅行が5兆2,357億円(前年同期比6.1%増)、日帰り旅行が1兆2,722億円(前年同期比4.3%減)。
日本人国内延べ旅行者数は、1億6,424万人(前年同期比13.2%減) となり、うち宿泊旅行が9,103万人(前年同期比7.4%減)、日帰り旅行が7,321万人(前年同期比19.5%減)。
日本人国内旅行の一人1回当たり旅行単価は、宿泊旅行が57,517円 (前年同期比14.5%増)、日帰り旅行が17,377円(前年同期比18.9%増)となった。
日本人国内旅行消費額・宿泊旅行の消費額が増加したものの、延べ旅行者数では、宿泊旅行・日帰り旅行共に減少となった。他方で、一人当たり旅行単価での増加が、全体の消費額の引き上げにつながったと言える。
日本人国内旅行消費額と日本人国内延べ旅行者数の推移
出典:観光庁
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