東京オリンピック/パラリンピックにおいて水泳競技(競泳、飛込、アーティスティックスイミング)が開催される予定となっている、東京アクアティクスセンター(東京都江東区辰巳二丁目2番)周辺のホテル展開状況を追った。
大会時には15,000人の観客が観戦
出典:東京都
東京アクアティクスセンターは、都立辰巳の森海浜公園に新しく整備される施設。
観客席数について、大会後は5,000人規模に縮小することをあらかじめ想定した上で、大会時には15,000人の観客が観戦できるように計画されている。
大会後は、世界的な大会が開催される国際水泳場として、また、都民も利用できる水泳場として活用される予定。
競泳やアーティスティックスイミングでは日本のメダルの量産も期待され、人気競技でもある水泳が開催されるだけに、東京五輪開催時には多くの観光客が訪れ、周辺ホテルを利用することが見込まれる。
出典:東京都
東京都江東区・周辺ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、東京都江東区には宿泊施設が48、部屋数にして7,779室が提供されている。新規開業予定は19施設、部屋数にして6,106室が新たに供給される見込み。
また、水泳競技が開催される同施設の周辺半径2キロ圏内には宿泊施設が12、部屋数にして2,728室が提供されている。
同圏内における新規開業予定施設は、7施設、部屋数にして1,923室が新たに供給される見込みで、激増が見込まれている。
特に注目されるのは、「東京ベイ潮見プリンスホテル」(東京都江東区潮見2丁目8-16、605室)で、東京五輪が開催される2020年7月の開業を予定している。
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