眠っていたデータから新たな付加価値を
指定なし
投資・開発
ホテルの工事費が契約後に上がったとき、その差額を払うのは発注者か、施工会社か。これまで民間工事では「契約書にどう書いてあるか」と「交渉力」で決まってきたこの問いに、法律が枠をはめた。改正建設業法・入契法は2025年12月12日に全面施行され、資材高騰などに伴う請負代金の変更方法を契約書に書くこと、受注予定者から発注者への「おそれ情報」の通知、変更協議に対する発注者の誠実協議の努力義務、そして著しく...
福井県
石川県
富山県
沖縄県
エリア・施設分析
レベニューマネジメント
福井県のホテルで、同じホテルが素泊まりと朝食付きを両方売っている場合の差額(朝食プレミアム)は、2026年9月時点でビジネスホテルが+12.4%(+¥1,825・N=19施設)、シティホテルが+13.8%(+¥3,013・N=12施設)でした。率でみると業態による差はほとんどありません。業態差がはっきり出るのは夕食の側です。朝食付きから2食付きへ上がる段差は、シティホテルが+44.4%(+¥13,...
高知県
高知県の宿泊ストックは県都・高知市に客室の6割強が集まる一方、物部川・仁淀川の流域や県東部・西部の沿岸には、客室数が少なく単価の高い宿が点在している。本稿では、メトロエンジンリサーチ&コンサルティングが集計した推定成約ADRを確定12ヶ月(2025年9月〜2026年8月)で市町村別に平均し、25市町村の単価階層を業態構成・供給・需給・立地条件と重ねて、県内のどの価格帯とエリアに投資の空白があるかを...
北海道
東京都
千葉県
広島県
新規開業・供給
「広島 ホテル 開業予定」「札幌ホテル 開業予定」——検索需要が示すとおり、いま宿泊市場の関心は価格よりもこれから何室増えるのかに向かっている。メトロエンジンリサーチが把握する範囲の建築計画データを完成予定年で並べ直すと、客室50室以上のホテル計画は全国69件・15,189室。このうち本稿の調査時点(2026年9月18日)でまだ完成時期を迎えていない「今後の供給」は32件・6,175室にとどまる。...
新潟県
宮城県
原子力発電所の再稼働には、審査の合格と地元同意のあとに長い工事期間が挟まる。防潮堤や非常用設備の据付、そして運転開始後も13か月ごとに回ってくる定期検査。いずれも数百人から千人規模の技術者・作業員が数か月にわたって現地に滞在する工程であり、その滞在は例外なく宿泊施設が受け止めている。本稿では、国内の原子力発電所15サイトについて、発電所から半径10kmの円内に実際に販売されている客室が何室あるかを...
栃木県
2021年7月31日に閉館した宇都宮グランドホテルの跡地は、2026年9月時点で全146区画の分譲地「櫻の邱(さくらのおか)西原PARKS」として整備が進み、2026年10月上旬の販売開始が予定されています。ホテルや宴会場として再建される計画は公表されていません。本稿では、跡地の現況を一次情報で確認したうえで、閉館からの5年間で宇都宮市の宿泊市場がどう変わったのかを、施設数・客室数・カテゴリ構成・...
茨城県
群馬県
国道・県道沿いの駐車場付き敷地に、13㎡のコンテナモジュールを1台1室で並べる。この「運び出せる客室」は、平時はビジネスホテルとして稼働し、災害時には車両で被災地へ運ばれて仮設の宿泊所や診療スペースになる。デベロップの公表によると、2026年9月現在、「HOTEL R9 The Yard」は全国141拠点・5,615室が開業しており、自治体などとの災害協定は201件にのぼる。本稿では、このアセット...
ホテル開発の資金は、誰が、どの段階で、いつまで抱えるのか。2026年の開示を並べると、二つの対照的な設計が見えてくる。一方は、開発事業者が用地を販売用不動産(棚卸資産)として取得し、開発ファンド・運用ファンドを経て、自らがスポンサーを務める上場REITまで出口を用意する型。もう一方は、総合型REITが開発用の特定目的会社(SPC)に優先出資し、竣工後の取得に向けた優先交渉権を得る型である。本稿では...
業界トレンド
賃上げの話は、たいてい「いくら払うか」から始まる。だが払う側の原資は、売上ではなく付加価値から出る。財務省「法人企業統計調査」によれば、宿泊業の従業者1人あたり付加価値は2025年度に644万円。そのうち人件費に配分されたのは326万円で、付加価値に占める割合(労働分配率)は50.7%だった。本稿ではこの644万円を実額で分解し、メトロエンジンリサーチの全国ADRと接続して、時給を100円上げるに...
埼玉県
埼玉県のシティホテルの推定成約ADRは、2026年7月が8,356円(前年同月10,229円・前年比−18.3%)、8月が8,911円(同11,746円・−24.1%)と、夏の2か月で二桁の前年割れとなった。一方、同じ県内のビジネスホテルは7月7,381円(前年7,680円・−3.9%)、8月7,593円(同7,901円・−3.9%)と、下げ幅は一桁台にとどまっている。いずれも確定月同士の比較で、...