11月21日、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ北関東の観光振興を図るため、茨城、栃木、群馬の自民党が合同で議員連盟を発足した。
連盟の正式名称は「茨城・栃木・群馬産県観光振興自民党議員連盟」。北関東3県が連携し、コロナで沈んだ観光需要の再生を目指す。
発会式が行われたのは、茨城県水戸市の「ホテルテラスザガーデン水戸」。会長には茨城県の観光振興議員連盟の海野透議員が就いた。就任に際し、水戸会長は「議員が連携し、北関東3県の観光の新しい展望をつくりたい」とコメントした。
また、副会長に就任した群馬県の岩井均議員からは、コロナ禍で疲弊する観光産業の事情に触れ、「3県が連携してそれぞれの良さを発揮しながら成果を上げられるよう取り組みたい」との抱負が語られた。
海野会長によると、これまでも行政による観光協議会は設置されていたが、実体がなかったため、今回、各県の観光振興連盟を務める自民党議員が連携すべく合同連盟の発足に至ったという。