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【前編】地域に根ざす西鉄ホテルグループ──多彩な事業展開と名物企画を生み出し続ける秘訣

西鉄ホテルグループは、福岡市にある西鉄グランドホテルをはじめ、ソラリア西鉄ホテル、西鉄ホテルクルームなど、多様なブランドを日本国内および海外に展開しています。本記事では、西鉄ホテルグループの運営戦略や地域密着の姿勢について、株式会社西鉄ホテルズの取締役経営戦略部長・森山俊行さん、そして数々の企画を手がける「名物企画担当」、マーケティング戦略部 商品企画担当部長・松本憲治さんにお話を伺いました。 「福岡の応接間」として誕生 ──2024年に55周年を迎えた西鉄グランドホテルは、伝統や格式を感じるクラシカルさが魅力です。西鉄ホテルグループの歴史と、ブランド展開について教えてください。 森山: 西鉄ホテルグループのルーツは、1969年に福岡市に開業し、2今年度55周年を迎えた「西鉄グランドホテル」にあります。当時、福岡には本格的なシティホテルが少なかったため、国際交流の場にふさわしい規模と品位を...

                               

【2025年02月最新】東京23区のビジネスホテルを徹底分析!変わる宿泊需要と進化する都市型ホテル

東京23区のビジネスホテルの分布 前回の記事「【2025年02月最新】都市機能と観光が融合!東京23区の新規開業施設」では、東京23区の中でも特に新規開業施設が集中している「港区・台東区・中央区」にフォーカスした。本記事では、これら3区におけるビジネスホテルの分布状況を分析し、エリアごとの特徴を解説する。 メトロエンジンリサーチによると、東京23区「港区・台東区・中央区」のビジネスホテルの分布状況は以下の通り。 港区 港区は、国際的なビジネスの拠点として、多様な宿泊需要が生まれているエリアだ。六本木や赤坂エリアでは、外資系企業やメディア関連のオフィスが集まり、長期滞在向けのビジネスホテル需要が高い。浜松町や田町周辺は、羽田空港へのアクセスが優れていることから、国内外の出張者にとって利便性の高い宿泊拠点となっている。また、品川駅周辺は新幹線の発着地として多くのビジネス利用者が訪れるため、宿泊...

                               

【取材】金沢の温泉旅館『滝亭』北陸最大規模のブックホテルにプチリニューアル

金沢犀川温泉『川端の湯宿 滝亭』は、令和6年能登半島地震の影響で工事を中断・延期していたライブラリーとプレミアムラウンジの造成、客室のリニューアルが完了したことを発表した。 『滝亭』は、金沢の清流・犀川上流のほど近くに佇む温泉旅館。新たなライブラリー「書庫兎夢」が加わったことで、既存の2つのライブラリーとあわせて総蔵書数が7,000冊以上となり、北陸最大規模のライブラリー併設の温泉旅館となった。 本記事では、『川端の湯宿 滝亭』の特徴やライブラリーオープンへの想いなどについて、運営元の株式会社のと楽について、取材を行った。 ▷ 公式サイト:https://takitei.co.jp/

                               

JNTO発表:2025年1月の訪日外国人数、378.1万人で回復基調、中国と韓国が牽引

(出典:JNTO) 日本政府観光局(JNTO)が発表した2025年1月の訪日外国人数は378万1,200人となり、前月比40.6%増、前年同月比79.5%増と大幅な伸びを記録した。2019年1月比では7.5%増となり、コロナ前の水準を上回る結果となった。特に中国市場の回復が顕著であり、韓国、台湾も安定した増加傾向を示している。

                               

【独自調査】宿泊予約とレビューの推移から読み解く国内宿泊市場の今

ホテルバンクは、宿泊施設向けレベニューマネジメントツールを提供するメトロエンジン株式会社が提供するデータを基に、2023年1月から2024年12月にかけての国内宿泊需要について独自の調査を行った。本調査では、メトロエンジンが保有する予約室数情報と全国の宿泊施設のレビューデータを用い、国内旅行者(邦人)と訪日外国人旅行者(インバウンド)の宿泊需要の違いに焦点を当てている。

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  • 【取材】あさま空山望、6月に『あさま空山望 presents愛犬と楽しむ新緑コンサート』 開催

    合同会社空山望くらぶが運営する北軽井沢の一棟貸しヴィラリゾート「あさま空山望(くうざんぼう)」は、艶やかな新緑に染まる浅間山を背景に、愛犬家ヴァイオリニストらによる「あさま空山望 presents 愛犬と楽しむ新緑コンサート」を2025年6月28日(土)、29日(日)の2日間限定で開催することを発表した。 コンサートは、施設内レストランテラス「天空柁(ダ)イニング」にて開催。宿泊者に限らず、誰でも...

  • 【2025年05月最新】都市構造と観光機能が進化する宿泊拠点:福岡市の新規開業施設

    福岡市の新規開業施設の分布 メトロエンジンリサーチによると、福岡市における今後の新規ホテル開業は、「博多駅周辺」「天神・大名エリア」「福岡空港周辺」の3エリアに分布が集中している。 本記事では、特に開発が活発な中央区および博多区の動向に注目し、各エリアの立地条件や都市機能が、ホテル計画にどのような影響を与えているのかを分析していく。 出典:メトロエンジンリサーチ 出典:メトロエンジンリサーチ 福岡...

  • Bounce、観光客向け手荷物預かりを大阪主要駅周辺で展開

    大阪府

    インバウンド

    投稿 : 2025.05.13

    (出典:Unsplash) 手荷物預かりネットワークサービスを展開するBounceは、2025年4月より、大阪駅や大阪難波駅をはじめとした主要な観光地の近隣に90以上の拠点を新たに設置し、大阪でのサービスを開始することを発表した。

  • 地方自治体のインバウンド対応に「心の壁」MATCHA調査が示す現場の実態

    (出典:株式会社MATCHA) 訪日観光が再び活況を見せるなか、株式会社MATCHAは、全国の自治体・観光事業者を対象にインバウンド施策に関する意識調査を実施した。調査の結果、実務担当者の71.1%が「地域や組織内でインバウンド施策の重要性を理解してもらうことが課題である」と回答し、施策推進において物理的なリソースよりも“人の気持ち”が障壁となっている現実が明らかとなった。

  • インタセクト、万博レビュー1,000件を分析:分析が示すヒント

    大阪府

    調査

    インバウンド

    投稿 : 2025.05.12

    (出典:インタセクト・コミュニケーションズ株式会社) 中国・台湾などの海外プロモーションおよびインバウンド支援を手がけるインタセクト・コミュニケーションズ株式会社は、2025年大阪・関西万博に関連する来場者レビュー1,002件を対象に独自分析を実施した。本調査では、日本語および外国語によるレビューを比較することで、言語別・国籍別に異なる評価軸や関心領域を可視化し、今後のインバウンド戦略への提言を目...

  • 未利用魚の活用を考える夏、リゾナーレ熱海の教育型リゾート体験

    (出典:星野リゾート) リゾナーレ熱海では、2025年7月14日から8月25日までの毎週月曜日に、「Fisherman's Academy 〜夏休みの自由研究〜」を開催する。1泊2日で行われる本プログラムは、漁師の仕事や未利用魚について学ぶことができるサステナブルな体験型イベントである。対象は小学生以上の宿泊者で、7〜11歳が推奨年齢とされている。

  • 【取材】ライフスタイルホテル『THE BASEMENT HOTEL Osaka Honmachi』4月18日開業

    大阪府

    新規ホテル情報

    投稿 : 2025.05.12

    アールエヌティーホテルズ株式会社(以下、アールエヌティーホテルズ)は、ライフスタイルホテルの新ブランド「THE BASEMENT(ザ ベースメント)」の1号店として、『THE BASEMENT HOTEL Osaka Honmachi』を2025年4月18日(金)に開業した。 サービスコンセプトに「SHARE」を掲げ、居心地の良さ、独自性、地域性、発見を重視した空間を提案。株式会社アクタスと連携し...

  • 【取材】OMO5金沢片町 by 星野リゾート「金沢KOGEIナイトサロン」開催!伝統工芸が彩る空間で加賀棒茶を愉しむ

    金沢での旅を味わい尽くす「街ナカ」ホテル「OMO5金沢片町(おも) by 星野リゾート」では、2025年4月22日から通年で、素敵な夜時間を過ごせるイベント「金沢KOGEIナイトサロン」を開始した。 金沢KOGEIナイトサロンは、夜の時間帯に、石川・金沢の伝統工芸が彩る空間で加賀棒茶を愉しめる宿泊者限定のコンテンツ。加賀棒茶の歴史や茶店ごとのこだわりを聞きながら、特徴の異なる2種類のお茶を飲み比べ...

  • 神戸ポートピアホテル、2025年も養蜂を継続:蜜蝋活用ワークショップも実施予定

    (出典:神戸ポートピアホテル) 神戸ポートピアホテルは2022年より養蜂事業に取り組んでおり、2025年で4シーズン目を迎える。この事業は、神戸市北区の「いなだ養蜂園」の監修のもと、神戸ポートピアホテルSDGs推進委員会のメンバーが中心となって巣箱の手入れやミツバチの飼育管理を継続している。

  • PR TIMESが商店街の広報拠点に!クジラとの提携で地域創生を支援

    指定なし

    協定

    投稿 : 2025.05.09

    (出典:株式会社PR TIMES) 株式会社PR TIMESは、2025年4月28日、リノベーション事業および「まちごとホテル」を展開するクジラ株式会社と業務提携を締結した。今後、両社はクジラが展開する宿泊施設「SEKAI HOTEL」の開業地である地方の商店街や地域において、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の活用を促進し、広報PRに関する啓発活動を展開する計画である。

  • 旅ナカセルフ予約サービス『環日遊』で中華圏旅行者の旅行体験をサポート:キュリネス

    ホテル業界では、コロナ後の人手不足に対策を講じる間もなく、旅行者が急速に押し寄せている。特にインバウンド需要の回復は顕著で、2024年の訪日外国人の数は2019年を上回っている。回復が遅いとされていた中国からのインバウンドについても、今年4月から7月までの入国者数は、2019年の同時期に比べて大幅に増加しているという。

  • 国慶節期間中の中国からのインバウンド需要:旅行先と消費傾向を探る

    海外

    インバウンド

    投稿 : 2024.10.03

    インタセクト・コミュニケーションズ株式会社は、国慶節を前に中国在住者を対象とした「2024年の国慶節期間の旅行消費に関する調査」を実施し、その結果を発表した。本調査は、2024年9月5日から9月6日にかけて、テンセント社が提供するメッセンジャーアプリ「WeChat」のアンケート機能を利用して実施され、10都市在住の556人(男性:135名、女性:421名)が回答した。

  • JNTO発表:2024年8月訪日外客数が293万人、7か月連続で過去最高更新

    JNTOの発表によると2024年8月の訪日外客数は2,933,000人となり、前年同月⽐では 36%増、2019 年同月⽐で16.4%増となった。この結果はコロナ禍以前の2019年月の2,520,134人を約4万人上回っており、7か月連続で同月最高記録を記録している。

  • 人材不足解消へ向けた新たな一歩:カトープレジャーグループ、ベトナムで外国人材育成プログラムを開講

    海外

    ホテル関連ニュース

    投稿 : 2024.09.26

    (出典:カトープレジャーグループ) カトープレジャーグループは、外国人材の採用を推進するため、ベトナムの複数の大学と協働し、特定技能資格取得を目指した人材育成プログラムを開始した。今回の取り組みは、日本国内における慢性的な人手不足を解消するとともに、特にインバウンド需要の回復に伴うサービス業界の多様化するニーズに対応するためのものである。

  • エクスペディア調査:2024年秋の人気急上昇旅行先と最もお得な時期

    海外

    未分類

    投稿 : 2024.09.17

    エクスペディアは、検索データを基にした「2024年秋の人気海外旅行先ランキング」と9月から11月の3連休を利用して最もお得に旅行ができる月について発表した。また、エクスペディアでは対象地域への旅行が25%以上オフとなる「秋旅特大セール」も実施する。

  • ダイブ、観光業界向け外国人人材育成に注力:特定技能「宿泊」分野での日本語教育プログラム始動

    海外

    ホテル関連ニュース

    投稿 : 2024.09.13

    株式会社ダイブは、全国約4,600施設以上の観光施設に特化した人材サービス事業を展開する企業である。同社は外国人人材の活用を強化するため、フィリピンの観光系学部卒業生を対象にした日本語教育プログラムを開始した。このプログラムは、特定技能「宿泊」分野のビザ取得を目指すものであり、フィリピンの大学と連携して進められている。

  • 日本旅行、キルギスとの協力で新たな人材育成:日本市場に即戦力を提供

    海外

    未分類

    投稿 : 2024.09.04

    (出典:株式会社日本旅行) 株式会社日本旅行は、中央アジアに位置するキルギス共和国のアラバエフ・キルギス国立大学およびキルギス総合国立大学と提携を結んだ。この協定は、キルギス人材の育成および日本国内における就業機会の提供を目的としている。

  • 【JNTO発表】2024年7月の訪日外客数、過去最高を更新:中国を中心に主要市場が堅調に回復

    JNTOの発表によると2024年7月の訪日外客数は3,292,500人となり、前年同月⽐では 41.9%増、2019 年同月⽐で10.1%増となった。この結果はコロナ禍以前の2019年7月の2,991,189人を約30万人上回っており、2か月連続で単月として過去最高を記録した。また、7 月までの訪日外客数の累計は21,069,900人となり、過去最速で2,000万人を突破した。

  • 中国人旅行者の訪日意欲高まる:インバウンド予報調査から見る今後の傾向

    海外

    インバウンド

    投稿 : 2024.08.20

    (出典:株式会社博報堂DYホールディングス) 株式会社博報堂DYホールディングスの研究開発部門であるマーケティング・テクノロジー・センター(MTC)と、中国のライフサービスオンライン検索プラットフォーム「美団」の広告部門であるSolid Bitは、中国人生活者を対象とした「インバウンド予報調査(第3回)」を共同で実施した。

  • JNTO発表:過去最高の6月訪日外客数3,135,600人を記録

    JNTOの発表によると2024年6月の訪日外客数は3,135,600人となり、前年同月比で51.2%増、2019年同月比で8.9%増を記録した。この数値は2019年6月の2,880,041人を25万人以上上回っている。また、上半期の累計訪日外客数は17,777,200人となり、過去最⾼を記録した2019年の上半期を100 万人以上上回る結果となった。

               

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