”反転攻勢へ向けて、感染症に立ち向かう”
【新型コロナ最新倒産情報】
網走寿司屋「花のれん」倒産、流氷観光期に新型コロナ直撃
網走の老舗飲食店「鮨かっぽう花のれん」を運営していた株式会社花のれん(網走市南五条東2-1-6、資本金50万円)が破産。流氷で有名な観光スポットを背景にこの時期に外国人観光客が多く来店していたが繁忙期となるはずの今期に新型コロナウイルスが直撃、キャンセルが相次いだ。
広島の旅行会社「愛トラベル」が破産、感染症でツアー中止
株式会社愛トラベル(広島市安佐南区川内6-44-32、設立1998(平成10)年6月、資本金5500万円、従業員22名)は3月10日までに事業を停止。新型コロナウイルス感染症の影響で予定したツアーの中止が相次ぎ、経営継続が不可能となり、広島地裁に自己破産を申請した。
【ホテルバンク注目の新型コロナ最新記事トップ10】
1位 影響甚大、相次ぐ新型コロナウイルス関連倒産、多業種まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大によりインバウンドの激減、国内でのイベント中止に伴い、多方面において倒産が相次いでいる。10−12月期の経済状況もGDP年率換算7.1%減少が発表。感染が拡大した1-3月期はさらなる落ち込みが確実で極めて深刻な経済不況に陥る事態となった。
2位 新型コロナウイルスの影響で猪苗代町の「田村屋旅館」が倒産
有限会社田村屋旅館(資本金2000万円、福島県猪苗代町蚕養字沼尻山甲2855、従業員5名)は、3月6日に福島地裁会津若松支部へ民事再生法の適用を申請した。業歴100年を超える老舗で震災と原発事故の風評被害に努めたが、今期の暖冬によるスキー客の減少と新型コロナウイルスの影響で力尽きた。
3位 ホテルが即活用できる新型コロナウイルス支援・対策まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大により、インバウンド・国内客ともに急減、ホテル業界に厳しい試練が訪れた。公的機関および民間企業によるすぐに活用できる支援・対策をまとめた。
4位 経産省、中小企業者対策に危機関連保証発動
経済産業省は、本日3月11日に新型コロナウイルス感染症の影響により、全国の中小企業・小規模事業者の資金繰りが逼迫していることを踏まえ、既に実施したセーフティネット保証に加えて、危機関連保証を初めて発動することとした。
5位 航空業界初の感染症関連倒産、英地方航空のフライビーが破産
新型コロナウイルスの感染拡大による航空需要の減少で、航空業界としては初の関連倒産が発生。イギリスの地域航空会社のフライビー(flybe)は3月5日、破産を申請、全便の運行を停止した。感染拡大に伴う入国制限は各国で加速しており、同業界でさらに倒産が拡大する恐れがある。
6位 観光庁が新型コロナウイルス対策で36億円の予備費を活用
新型コロナウイルスの感染拡大が観光業へ深刻な打撃を与える中で、政府は令和元年度予備費使用について、3月10日に閣議決定。観光庁では35億7,200万円の予備費を活用し、以下の対策を行う。
7位 厚労省、雇用調整助成金特例措置の対象範囲拡大
厚労省は新型コロナウイルス感染症への対応として、2月14日より雇用調整助成金について特例措置を講じているところ、特例措置の対象となる事業主の範囲を拡大した。
8位 厚労省、新型コロナウイルス対策のテレワークで中小企業支援
厚生労働省は新型コロナウイルス感染症対策として、新たにテレワークを導入し、又は特別休暇の規定を整備した中小企業事業主を支援するため、「新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース」「職場意識改善特例コース」について、申請の受付を開始した。
9位 さとふる「新型コロナウイルス関連 ふるさと納税応援・支援サイト」
ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、新型コロナウイルス感染拡大により打撃を受ける全国の地域・事業者の支援を目的に、「新型コロナウイルス関連 ふるさと納税応援・支援サイト」を2020年3月12日に開設した。
10位 「宿泊施設向け・感染症対策 クイックガイド」東京都福祉保健局
東京都福祉保健局は、人の出入りが多く、施設・設備が共用される宿泊施設では、一旦感染症が持ち込まれると、施設内で感染が広がる可能性があるとして、「宿泊施設向け・感染症対策 クイックガイド」を公開している。 |