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【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年11月17日 – 11月23日】

配信日 : 2025.11.24

“温泉リゾートの進化と地域循環・AI観光が描く、持続可能な旅の未来に着目”

【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年11月17日 – 11月23日】

1位 志摩横山3km圏のホテル市場:供給と価格における現状と展望

志摩横山3km圏のホテル市場を分析する。本エリアは志摩市の一部で、自然とリゾートの魅力があり、観光地として人気である。交通アクセスも良く、来訪者が多い。市場には旅館、ビジネスホテル、シティホテル、リゾートホテルなど多様な宿泊施設があり、各施設が異なるニーズに対応している。
最新のメトロエンジンリサーチによると、同圏内の供給は計8軒である。この規模は、多様な宿泊ニーズに応える市場構造を示す。観光地の特性からリゾート型とシティ型が共存し、地域特性に合ったバランスとなっている。

2位 【取材】箱根に伝統とモダンが融け合う温泉リゾートホテル「TAOYA箱根」誕生

温泉リゾートホテルブランド「TAOYA」を展開するGENSEN HOLDINGS株式会社(大江戸温泉物語グループ)は、2025年11月1日、神奈川県箱根町仙石原に「TAOYA箱根」をグランドオープンした。
箱根の伝統工芸「寄木細工」に着想を得たデザインと、四季折々に表情を変える森の景観が調和する空間が特徴だ。全室フォレストビューの客室や、山々を望む露天風呂、地元食材を生かした創作料理を味わえるレストランなどを備え、滞在中の飲食を含む「オールインクルーシブ」形式で上質な寛ぎを提供する。

3位 【2025年11月最新】札幌駅前再開発が生む新潮流:札幌市の新規開業施設

メトロエンジンリサーチによると、札幌市における新規ホテル開業は、「札幌駅周辺」「大通・すすきのエリア」「豊水すすきの~菊水エリア」を中心に分布している。
まず、札幌駅周辺では、JRや地下鉄(南北線・東豊線)が交わる交通の要衝としての利便性を背景に、ビジネス・観光の双方をターゲットとしたホテル開発が集中的に進んでおり、北海道大学や再開発が進む北8西1地区などと連動し、国内外の旅行者に対応した中規模〜大型ホテルの開業が目立つ。

4位 【取材】由布院に愛犬と泊まれる温泉リゾート「レジーナリゾート由布院」11月16日開業

由布岳を望む湯の里・由布院に、愛犬とともに過ごす新たなリゾートが誕生。東京建物リゾート株式会社は、全客室に天然温泉を備え、すべての犬種の愛犬と宿泊できる「レジーナリゾート由布院」を2025年11月16日に開業する。
九州初進出となる同ブランドは、メゾネットタイプのテラススイートとプライベートドッグラン付きのヴィラスイートを備え、愛犬と共に快適に滞在できる環境を整えた。地元の旬を生かした創作日本料理を愛犬と一緒に味わえるレストランや、由布岳を望む露天風呂なども完備。愛犬とともに「癒し」と「上質な時間」を共有する、新しい旅のかたちを提案している。

5位 【取材】北欧の温もり感じる「ノルディック・ヒュッゲルーム」舞浜ビューホテル by HULICで期間限定オープン

舞浜ビューホテル by HULICが、北欧の温もりと自然を思わせる“ヒュッゲ”をテーマにした新コンセプトルーム「ノルディック・ヒュッゲルーム」の期間限定販売を開始した。
緑や花々の装飾、ステンドグラス風の光が織りなす温もりある空間は、日常から離れた静かな時間を演出。専用ラウンジやスパの利用など上層階ならではの特典も充実しており、旅の拠点としてはもちろん、滞在そのものを楽しむ宿泊体験としても注目される。

6位 香川県丸亀市が「世界の持続可能な観光地TOP100選」に選出:大江戸温泉物語の循環型観光が評価

香川県丸亀市が、国際的な認証機関であるグリーン・デスティネーションズが選定する「世界の持続可能な観光地TOP100選」に選ばれた。この選出において、大江戸温泉物語グループが運営する「大江戸温泉物語 ホテルレオマの森」と「NEWレオマワールド」が推進する循環型観光の取り組みが高く評価された。両施設の取り組みが丸亀市の受賞に貢献したことが報告されている。

7位 仕事を辞めて「リゾートバイトでリセット」 キャリアブレイクとしての新しい働き方が広がる

株式会社ダイブは、全国の観光地で展開するリゾートバイトに従事するスタッフを対象に、働き方や今後のキャリアに関する意識調査を実施した。調査では、離職理由として「人間関係」「仕事内容の不一致」「ワークライフバランスの不満」が上位に挙がる一方、リゾートバイトを選んだ理由としては「新しい土地で働いてみたかった」「自分を見つめ直す時間がほしかった」が多く見られた。仕事を辞めて自分と向き合う「キャリアブレイク」としてリゾートバイトを活用する人が増えていることが明らかになった。

8位 スーパーホテル、長野県松本地域振興局と連携:唐松材を活用した木製セーフティーコーン「KOLMIO」を設置

株式会社スーパーホテルは、長野県松本地域振興局と連携し、2025年7月1日に「長野県産材・松本市材を利用し訴求するための取り組み」を開始した。本取り組みは、松本市への行政ヒアリングを通じて明らかになった赤松材や唐松材の未利用課題に対応するものである。その第一弾として、長野県産唐松材を使用した折り畳み木製セーフティーコーン「KOLMIO(コルミオ)」を、2025年11月7日より「スーパーホテル松本駅前」と「スーパーホテル松本・お城口」に設置した。地域材の有効活用と循環型モデルの確立、さらには地域活性化を目的としている。

9位 東急と渋谷区観光協会、訪日客向けに生成AI活用の観光案内サービスを実証

東急株式会社株式会社Nextremer一般財団法人渋谷区観光協会の3者は、訪日外国人旅行者を対象に、渋谷エリアにおいて生成AIを活用した観光案内サービスの実証実験を2025年10月27日(月)から12月14日(日)まで実施する。対象となる観光案内所は、渋谷区観光協会が運営する「SHIBU HACHI BOX」と東急が運営する「WANDER COMPASS SHIBUYA」の2か所である。

10位 ホテル三日月、紙ごみの再資源化に着手:コアレックス信栄と連携し循環型リゾートを実現

株式会社ホテル三日月コアレックス信栄株式会社は、ホテルから排出される紙ごみの資源循環を目的としたリサイクル実証を共同で開始した。実証はホテル三日月・富士見亭を中心に実施され、客室内で発生する紙ごみや使用済みペーパータオルを回収し、コアレックスの再生紙製造技術によって溶解・再生する。再生されたトイレットペーパーはホテル三日月グループの各施設で再利用され、ホテル内で紙資源を循環させる仕組みの確立を目指すものである。