ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > アーカイブ > 【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年11月3日 – 11月9日】

【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年11月3日 – 11月9日】

配信日 : 2025.11.10

“自然・地域・人が調和する、観光の持続的進化に着目”

【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年11月3日 – 11月9日】

1位 【取材】大江戸温泉物語、志摩に新温泉リゾート「TAOYA南志摩」開業

大江戸温泉物語グループを展開するGENSEN HOLDINGS株式会社は、2025年9月24日、三重県志摩市の浜島温泉に新たな温泉リゾートホテル「TAOYA南志摩」を開業した。TAOYAブランドとしては全国で12施設目、三重県では5施設目の開業となる。
同施設は太平洋を望む立地を生かし、海を眺めながらくつろげるオーシャンラウンジやインフィニティ温泉を備える。館内レストラン「Sera」では、伊勢志摩産の食材を使った地中海風料理を提供。宿泊は和室・洋室のほか露天風呂付客室も用意。飲食や館内サービスを料金に含むオールインクルーシブ方式を採用し、滞在中は自由に過ごせるのが特徴だ。

2位 【2025年10月最新】神戸市のビジネスホテルを徹底分析!”安定成長と再開発が導く質的転換”

メトロエンジンリサーチによると、神戸市のビジネスホテルは「三宮〜元町〜新神戸」の都心軸を中心に高密度で集積。特に三宮駅周辺は、JR・阪急・阪神・地下鉄が集中する交通結節点であり、オフィス街・商業施設・観光拠点へのアクセス性の高さから、中〜大規模のホテルが連続的に立地するエリアを形成している。

3位 【取材】淡路島西海岸に自然没入型の滞在サウナ施設「サウナイン淡路島西海岸」誕生

兵庫・淡路島の西海岸に、日本の夕陽百選に選ばれた播磨灘を望む滞在型サウナ施設「サウナイン淡路島西海岸」が11月21日に開業する。
東京・奥多摩で話題を集めた「Nature for Sauna」の第二章として位置づけられる本施設は、薪火の熱、天然井戸水、そして海に沈む夕陽という“自然の要素”が一体となった新たなサウナ体験を提供する。神戸から車で約45分という好立地ながら、潮風と波音に包まれる非日常の静けさが広がり、心身を深くととのえる時間を味わえる。

4位 森ノ宮3km圏のホテル市場:供給と価格における現状と展望

森ノ宮3km圏内のホテル市場は、立地と観光資源を背景に多様な施設が共存するエリアである。本記事は当該エリアの現状を分析し、運営者、開発者、投資家に資する知見を示す。大阪市中心部に位置し、交通や観光名所への近接性が高く、観光客とビジネス客の双方から注目されている。施設のカテゴリが幅広く、競争は激しく、多様なニーズに応える市場構造が形成されている。

5位 【取材】夏油温泉観光ホテルが1年半ぶりに営業再開!「湯ノケーション」プランを実施

岩手県北上市の山間にある「夏油温泉観光ホテル」が、約1年半ぶりに営業を再開した。運営するGETO Village 株式会社は、2025年10月から11月11日までの期間限定でプレオープンし、新たに温泉とワーケーションを組み合わせた「湯ノケーション」プランを実施する。
宿は源泉かけ流しの温泉と自炊型の素泊まりスタイルが特徴で、自然に囲まれた静かな環境での滞在を提案する。ネット環境をあえて設けず、温泉文化の継承と地域とのつながりを重視した運営を目指している。

6位 アゴダ、「紅葉旅行」検索が前年比最大49%増:香川・静岡・兵庫・広島で温泉と紅葉の滞在型旅行が人気

デジタル旅行プラットフォーム「アゴダ」を運営するAgoda Company Pte. Ltd.は、2025年10月から11月にかけての紅葉シーズンにおける検索動向を前年同時期と比較・分析した結果を発表した。分析の結果、中部および関西・中国・四国エリアにおいて、前年を25〜40%上回る高い検索数の伸びが確認された。特に香川県が前年比49%増、静岡県が38%増、兵庫県が33%増、広島県が26%増と大きく伸びており、紅葉と温泉を組み合わせた滞在型旅行が引き続き人気を集めていることが明らかとなった。

7位 パレスホテル東京、日系ホテルとして初の「GSTC認証」取得:持続可能な観光の国際基準に適合

株式会社パレスホテルが運営するパレスホテル東京は、サステナビリティにおける国際的な認証制度「GSTC認証」を2025年10月8日に取得した。日系ホテルとして同認証を取得するのは初めてである。GSTC認証は、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(The Global Sustainable Tourism Council/GSTC)が策定する「GSTCスタンダード」に準拠しているかを、同協議会に認定された第三者機関が審査し、付与されるものである。認証の基準は環境分野に限らず、経営や社会経済、文化への影響まで幅広く網羅しており、47の基準と167の指標で構成されている。この仕組みにより、GSTC認証は世界中の宿泊施設から高い信頼を得ている。

8位 KNT-CTホールディングスと岐阜県高山市が包括連携協定を締結:観光資源を活用し地域活性化と住民生活の向上を目指す

KNT-CTホールディングス株式会社は、2025年10月10日、岐阜県高山市と「観光振興及び地域活性化に関する包括連携協定」を締結した。高山市の観光資源を活用し、関係人口の増加と社会課題への対応を通じて、地域の活性化と住民生活の向上を図ることを目的としている。同日、高山市役所で締結式が行われ、田中明高山市長と小山佳延KNT-CTホールディングス社長が出席した。

9位 【取材】伊豆「赤沢迎賓館」が再開業 伝統美と癒やしの宿として新装

静岡県伊東市・赤沢温泉郷の宿泊施設「赤沢迎賓館」が、改修工事を終えて2025年9月25日に営業を再開した。
日本建築の伝統美を生かした館内は、網代編みの天井や聚楽壁など、職人の技が随所に光る落ち着いた空間。全15室すべてに露天風呂を備え、伊豆の海洋深層水を使った湯を楽しめる。地元の食材を用いた日本料理や、タラソテラピーを取り入れたスパ、自然に囲まれたバレルサウナなど、滞在を豊かにする施設も充実。上質な静けさの中で、伊豆ならではの癒やしを味わえる宿となっている。

10位 じゃらんリサーチセンター、「観光業界課題調査2025」を発表:働き手不足と人材育成が最大の課題に

株式会社リクルートじゃらんリサーチセンターは、観光業従事者を対象に「観光業界課題調査2025」を実施し、その結果を発表した。本調査は、観光業界の現状と課題を把握することを目的に行われたもので、観光事業者や関連団体などが回答したものである。調査結果では、観光産業における最も大きな課題として「働き手不足」が挙げられ、48.6%がこれを指摘した。また、「観光地の受入環境整備(二次交通・インフラなど)」が47.3%、「専門スキルを持つ人材の採用・育成の難しさ」が41.3%と続き、人材と環境の両面で課題が顕在化していることが明らかになった。