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【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年10月27日 – 11月2日】

配信日 : 2025.11.03

“持続可能性と再生が描く、観光の新たな成熟期に着目”

【ホテルバンク週間人気記事ランキングトップ10:2025年10月27日 – 11月2日】

1位 【取材】大江戸温泉物語、志摩に新温泉リゾート「TAOYA南志摩」開業

大江戸温泉物語グループを展開するGENSEN HOLDINGS株式会社は、2025年9月24日、三重県志摩市の浜島温泉に新たな温泉リゾートホテル「TAOYA南志摩」を開業した。TAOYAブランドとしては全国で12施設目、三重県では5施設目の開業となる。
同施設は太平洋を望む立地を生かし、海を眺めながらくつろげるオーシャンラウンジやインフィニティ温泉を備える。館内レストラン「Sera」では、伊勢志摩産の食材を使った地中海風料理を提供。宿泊は和室・洋室のほか露天風呂付客室も用意。飲食や館内サービスを料金に含むオールインクルーシブ方式を採用し、滞在中は自由に過ごせるのが特徴だ。

2位 【取材】夏油温泉観光ホテルが1年半ぶりに営業再開!「湯ノケーション」プランを実施

岩手県北上市の山間にある「夏油温泉観光ホテル」が、約1年半ぶりに営業を再開した。運営するGETO Village 株式会社は、2025年10月から11月11日までの期間限定でプレオープンし、新たに温泉とワーケーションを組み合わせた「湯ノケーション」プランを実施する。
宿は源泉かけ流しの温泉と自炊型の素泊まりスタイルが特徴で、自然に囲まれた静かな環境での滞在を提案する。ネット環境をあえて設けず、温泉文化の継承と地域とのつながりを重視した運営を目指している。

3位 福知山3km圏のビジネスホテル市場:供給と価格における現状と展望

福知山は京都府北部に位置し、周辺に歴史的観光地や温泉地が多い。北近畿タンゴ鉄道が走る交通の要衝でもあり、観光客とビジネス客の流入がある。ここでは福知山駅を中心とした3km圏のビジネスホテル市場の現状と将来的な展望を考察する。メトロエンジンリサーチによると、同エリアの宿泊施設は26軒で、ビジネスホテルを中心に様々なカテゴリーが供給されている。市場は観光およびビジネス目的の需要に支えられている。

4位 【2025年10月最新】都心再生が描く、多様な滞在価値の未来図:神戸市の新規開業施設

メトロエンジンリサーチによると、神戸市における新規ホテル開業は、「三宮エリア」「新神戸エリア」「元町・花隈エリア」を中心に分布している。
まず、三宮エリアでは、JR・阪急・阪神・地下鉄など複数の路線が交わる交通結節点としての利便性を背景に、新たなホテル開発が集中的に進んでいる。再開発が進む神戸三宮再整備事業とも連動し、ビジネス・観光双方の需要を見込んだ中規模〜大型施設の開業が目立つ。ブランドホテルからライフスタイル型ホテルまで多様なタイプが登場しており、神戸の“玄関口”としての機能をさらに高めている。

5位 嬉野温泉3km圏のビジネスホテル市場:供給と価格における現状と展望

嬉野温泉周辺の3km圏内におけるビジネスホテル市場を分析する。嬉野温泉は日本有数の温泉地で、湯治・美肌効果で旅行者を惹きつける。佐賀県内の主要観光地へのアクセスも良く、滞在地としての魅力がある。本稿は供給動向と価格設定を軸に、市場の現状と展望、課題を考察する。
メトロエンジンリサーチによれば、嬉野温泉周辺には少数ながらビジネスホテルがあり、「嬉野温泉 山水グローバルイン」「フェアフィールド・バイ・マリオット・佐賀嬉野温泉」などが位置する。供給面では、地域特性を踏まえ、旅館に隣接する設計が見られる。供給規模はおおむね安定し、観光需要と地理的利便性が稼働に影響している。

6位 じゃらんリサーチセンター、「観光業界課題調査2025」を発表:働き手不足と人材育成が最大の課題に

株式会社リクルートじゃらんリサーチセンターは、観光業従事者を対象に「観光業界課題調査2025」を実施し、その結果を発表した。本調査は、観光業界の現状と課題を把握することを目的に行われたもので、観光事業者や関連団体などが回答したものである。調査結果では、観光産業における最も大きな課題として「働き手不足」が挙げられ、48.6%がこれを指摘した。また、「観光地の受入環境整備(二次交通・インフラなど)」が47.3%、「専門スキルを持つ人材の採用・育成の難しさ」が41.3%と続き、人材と環境の両面で課題が顕在化していることが明らかになった。

7位 佐伯3km圏のビジネスホテル市場:供給と価格における現状と展望

佐伯は豊かな自然環境を有し、交通の要所でもある都市である。このエリアは観光資源に恵まれ、観光客の利用が見込める。メトロエンジンリサーチによれば、この地域のビジネスホテル市場には多様なニーズに応じた宿泊施設が点在し、検討余地のある市場と捉えられる。本記事では、佐伯3km圏内のビジネスホテル市場の特徴を供給動向、価格状況、競合状況から分析し、今後の展望を考察する。

8位 【取材】京都の中心に21室の新デザインホテル誕生「ホテルエスパシオン先斗町」開業

鴨川のせせらぎと石畳の路地が織りなす京都・先斗町に全21室のデザインホテル「ホテルエスパシオン先斗町」が10月14日にグランドオープンした。四条から先斗町を上がってすぐの京都の中心に位置し、祇園や河原町、錦市場など主要エリアを徒歩で巡ることができる。
コンセプトは「京都の中心で暮らすように泊まれるホテル」。大規模ホテルにはない親密な空間と、街の日常に寄り添う滞在体験を提案する。客室は7タイプを備え、モダンな意匠に京都らしい趣を添えたデザイン。観光需要が再び高まるなか、旅行者の多様なニーズに応える新たな拠点として注目を集めそうだ。

9位 秩序あるインバウンド観光推進委員会、那須塩原市を表敬訪問:地域と共生する持続可能な観光の実現へ

特定非営利活動法人公共政策調査機構が運営する「秩序あるインバウンド観光推進委員会」は、キャンペーン第2弾として2025年7月4日から6日までの3日間、栃木県那須塩原市および那須町で「那須エリアプロジェクト」を実施した。本プロジェクトでは、海外で影響力を持つインフルエンサー2名を招聘し、那須エリアの自然や観光資源などを多角的に取材・発信した。那須塩原市の全面的な協力のもとで実現し、地域の魅力を国内外に広く伝える取り組みとなった。

10位 パレスホテル東京、日系ホテルとして初の「GSTC認証」取得:持続可能な観光の国際基準に適合

株式会社パレスホテルが運営するパレスホテル東京は、サステナビリティにおける国際的な認証制度「GSTC認証」を2025年10月8日に取得した。日系ホテルとして同認証を取得するのは初めてである。GSTC認証は、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(The Global Sustainable Tourism Council/GSTC)が策定する「GSTCスタンダード」に準拠しているかを、同協議会に認定された第三者機関が審査し、付与されるものである。認証の基準は環境分野に限らず、経営や社会経済、文化への影響まで幅広く網羅しており、47の基準と167の指標で構成されている。この仕組みにより、GSTC認証は世界中の宿泊施設から高い信頼を得ている。