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10代〜20代が求める宿泊業界 :働き方と情報収集の実態調査

投稿日 : 2025.01.06

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ホテル関連ニュース

株式会社sunUは、今後の宿泊業界を担う10代〜20代の男女100名を対象に、働き方とSNS利用に関する調査を実施した。本調査では、10代〜20代の宿泊業界に対する意識、会社選びの基準、宿泊施設選びにおける情報収集方法などを明らかにし、今後の業界発展に繋がる示唆を得ることを目的としている。

(出典:株式会社sunU

働き方に関する調査では、仕事選びにおいて「適切な勤務時間・休日」「良好な人間関係」「高い賃金」が重要視されていることが分かった。若年層の雇用促進には、ワークライフバランスの確保や適切な賃金の提供など魅力的な職場環境づくりが必要である。

(出典:株式会社sunU

また、旅館業への興味と懸念点についての調査では、10~20代の4割以上が宿泊施設で働くことに興味を示す一方で、「不規則なシフト」「給与が低い」「休日出勤がある」などの懸念点が挙げられており、これらの課題解決が雇用促進の鍵となると考えられる。

SNS利用に関する調査では、宿選びの参考とするものとして、多くの人が宿泊予約サイトを参考にしており、全体の約8割を占めている。次いで「Instagram」や「宿泊施設の公式HP」などインターネット情報が多く利用されている。特にInstagramは宿泊先選びで重要な情報源となっており、「実際に宿泊した方の投稿」を参考にする割合が約6割に達することが明らかになった。宿泊施設側は、公式アカウントでの情報発信や宿泊客の口コミ、インフルエンサーとの連携を強化することで若者層へのアプローチを効果的に行えると考えられる。

(出典:株式会社sunU

また、宿の公式アカウントに求める投稿頻度は「週に1回」が最も多く、約9割が月に2〜3回以上の更新を求めていることが分かった。さらに、加工された写真の使用により宿泊意欲を高められる可能性が示されている。写真だけでは伝えられない宿の特徴を書き加えた画像を使用することで、より多くの若者からの注目を集め、宿泊意欲を高めることができる可能性がある。

 

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