和歌山県で実施されている観光誘致策「蘇りの地 わかやま」キャンペーン。第1弾であるリフレッシュプランの概要について解説する。
新型コロナウイルス感染拡大により苦境を強いられる観光業界。
政府主導のGoToトラベルキャンペーンを始め、各地方自治体はコロナ禍で冷え込む観光需要を回復させようと、さまざまな支援制度を行っている。
今回紹介する「蘇りの地 わかやま」キャンペーンもその1つ。
キャンペーンの第1弾は、毎回最大10,000円が割引となる利用回数無制限の電子チケットを販売する。題して「わかやまリフレッシュプラン」。
割引サービスのついたリフレッシュ電子チケットはWebサイト「PassMe!(パスミー!)」で販売されている。買えるのは和歌山県内在住者のみ。額面5,000円のところ、2,500円で購入可能。
支払いをこの電子チケットで行うことで、総旅行代金の2分の1、ひとりあたり最大10,000円が割引される。ちなみにチケットは1度の旅行で何枚でも使用可能で、泊数による制限もない。
さらにGoToトラベルキャンペーンの35%割引とも併用可能だ。これにより、元値が20,000円の旅行商品が、60%オフの8,000円で購入できる。
例)20,000円の旅行商品で1人1泊の場合
GoToトラベル割引価格 20,000円×65%=13,000円
電子チケット2枚 10,000円分(5,000円割引)
自己負担 8,000円(チケット代5,000円+差引現地支払3,000円)
対象はキャンペーンに登録している全宿泊事業者。利用可能施設は公式特設サイトに掲載されている。
キャンペーン第1弾の期間は2020年9月30日まで(チケットの販売及び利用可能期間)。
また、地方の特産品やペア宿泊券が当たるスタンプラリーも実施中。こちらは3つのルートがあり、来年まで実施される。