全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の青年部は、公共財団法人日本花火協会の協力を受け、8月10日「宿の日」に、全国各地の旅館やホテルで花火を打ち上げるプロジェクトを実施する。
当プロジェクトは、コロナ禍で衰退しつつある日本の伝統文化を支え、さらに地域の活性化や、子供たちの思い出作りを図ることを目的として企画された。
実施される8月10日は、1992年の「宿の日」に制定されている。由来は「8(や)10(ど)」で、日本の宿の良さをアピールする日として設定された。
花火プロジェクトは現在29の旅館・ホテルが参加を表明している。開始時刻は地域により差があるものの、おおむね19時半から21時頃の間に実施される見通しだ。
全旅連青年部が運営するキャンペーンサイトから開催スケジュールが確認できるほか、YouTubeチャンネルではオリジナルPVが公開されている。
●全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部とは
宿泊産業を担う人材を育成するべく、1969年に設立された。47府県の組合青年部が加盟しており、経営全般に関する研修や情報交換、発信、政治活動などに取り組んでいる。