新型コロナウイルス感染拡大を受け、和歌山県は県民の県内旅行を最大半額の割引を行う「わかやまリフレッシュプランS」の開始を延期することを発表した。
事業開始日はあらためて告知
わかやまリフレッシュプランSは新型コロナウイルスにより打撃を受けた県内の観光事業者支援を目的としたキャンペーン。県が販売する額面5,000円の電子チケットを半額の2,500円で購入し、旅行・宿泊代金に使用することができる。泊数や利用回数制限はない。
当初は販売を1月14日(金)から、利用を15日(土)から開始する予定だったが、全国的な新型コロナウイルス感染拡大を受け、開始延期を発表した。事業開始時期については、あらためてホームページにて発表するとのこと。
和歌山県の仁坂知事は12日の定例記者会見で「観光をしてはいけないとは決して申し上げないが、これはプロモーションなので、慎重にしたい」とし、感染状況が落ち着いてから改めて開始したい考えを示した。
和歌山県では無症状だが感染しているか不安な県民らを対象に、県内の薬局など31ヵ所で無料のPCR検査や抗原検査を行っており、検査を希望する人が連日100人を超えているとのこと。13日には新たに117人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。
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