多摩地域の宿泊施設を東京都が確保し、サテライトオフィスとして格安で提供する事業が1月20日より開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が再発令となった東京都では現在、「テレワーク強化月間」としてリモートワークを推進する試みを行っている。
多摩地域の宿泊施設を活用したサテライトオフィス事業もその一環だ。同事業では、都内の労働者(個人事業主を含む)を対象に、1日20室限定で、多摩地域の宿泊施設を日中(原則9:00~19:00※施設により異なる場合あり)税込500円で利用できる。
対象となる宿泊施設は期間によって異なる。
●2021年1月20日~2月18日
R&Bホテル八王子、東横INN立川駅北口、HOTEL松本屋1725、ホテルリソル町田、京王プラザホテル多摩
●2021年2月19日~3月20日
京王プラザホテル八王子、ホテルエミシア東京立川、マロウドイン東京、東横INN町田駅小田急線東口、LINK FOREST(リンクフォレスト)
利用にあたっては、利用者自身が各宿泊施設のホームページから申し込みを行う。部屋数が限られているため、予約は先着順だ。当日は、勤務先の上司または人事担当者によるサテライトオフィスの「利用同意書」と、都内在住・在勤であることを証明する書類の提出が求められる。
また東京都のテレワーク活用事務局では、テレワークができる宿泊施設を紹介するウェブサイトを運営している。
掲載を希望する場合は、上記サイトトップページの右上に表示される「宿泊施設の掲載を申し込む」をクリックし、フォームに必要事項を記入して送信する。