ホテル特化型メディア

眠っていたデータから新たな付加価値を

トップ > ホテル関連ニュース > 横浜発ラグジュアリーホテルの実力――ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の副料理長が栄冠獲得

横浜発ラグジュアリーホテルの実力――ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の副料理長が栄冠獲得

投稿日 : 2026.04.01

神奈川県

ホテル関連ニュース

ホテル内レストラン

ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の日本料理店「華暦」にて副料理長を務める小野峻が、2026年3月21日に開催された第35回 全国日本料理コンクール郷土料理部門において、栄誉ある厚生労働大臣賞を受賞した。本コンクールは、日本料理の伝統技術と精神を礎としつつ、現代的な感性による革新性や創造性を競う全国規模の大会であり、特に郷土料理部門では地域の風土や文化、食材の選定、さらには料理全体に通底する物語性が厳しく問われるものである。

(出典:リゾートトラスト株式会社

小野は神奈川県三浦半島の自然と食文化に着想を得て、「三浦半島 筍狩りの野点料理」と題したコースを構成した。筍掘りの情景を背景に、屋外で火を起こし食事を楽しむ体験を重箱仕立てで表現し、臨場感あふれる食の演出を試みた点が特徴である。炭火で炊き上げた筍ご飯や地元の海産物、農産物を用いた多彩な料理を通じて、土地の季節感と風土を一皿ごとに丁寧に描き出し、郷土の魅力を現代的な料理表現へと昇華させたのである。

(出典:リゾートトラスト株式会社

献立には湘南の蛤や三崎の鮪、葉山牛、鎌倉野菜など神奈川県産の食材がふんだんに取り入れられ、視覚的な美しさとともに地域性を強く打ち出した構成となっている。さらに桜餅や筍料理の数々が春の訪れを感じさせ、季節の移ろいを繊細に表現している点も高く評価された。

今回の受賞について小野は、地域の魅力を料理としてどう表現するかを追求した成果であるとし、日頃の支えへの感謝とともに今後も日本料理の探求を続ける意欲を示している。なお受賞作品の提供は現時点では予定されていないが、華暦では2026年4月より新メニュー「旬華」の提供を開始し、旬の食材を活かした料理で来店客を迎える構えである。

(出典:リゾートトラスト株式会社

同ホテルはハワイ・ホノルルで長年愛されてきたブランドの世界展開の一環として2020年に開業した施設であり、上質な空間とともに日本料理の魅力を発信し続けている。今回の受賞は、その技術力と表現力の高さを改めて示すものといえる。

合わせて読みたい
  • 東急リゾーツ&ステイ、「ごちそうレシピ2...

  • 【取材】館山のTHE SHINRAに空と...

  • 【取材】「ふふ」初の海を望めるリゾート「...

  • アゴダ調査:日本の旅行者の32%が「食」...

関連記事