(出典:スイスホテル南海大阪)
スイスにルーツを持つ、スイスホテル南海大阪は、旅行・観光関係者を対象とした持続可能な開発の国際基準である「Green Globe(グリーン・グローブ)認証」を2024年6月26日に取得した。これはアコーグループの日本のホテルとして、またシティホテルとしても日本で初めての認証である。
スイスホテル南海大阪は、「バイタリティ」「サステナビリティ」「クラフトマンシップ」をブランドパッションとして掲げ、環境への配慮や地域社会への貢献、ホテルで使用する資材や素材に至るまで様々な方法を模索し積極的に取り組んできた。今回の認証は、同ホテルがこれまで推進してきた施策に対する評価である。
スイスホテル南海大阪のサステナビリティへの取り組みとして、2022年には館内の使い捨てプラスチックを全撤廃し、全546の客室内に設置しているミネラルウォーターをペットボトルからガラス瓶に、客室用カードキーをプラスチック製から竹製に、ボールペンやランドリーバッグなどのアメニティをリサイクル可能な素材に取り換えた。また、2023年にはホテル最上階レストランのエントランスにて水耕栽培菜園「The Sky Farm」が本格的に始動し、ここで育った野菜やハーブをホテル内のレストランで提供することで、農作物の輸送による二酸化炭素排出量の削減、生態系に影響を与える農薬の排除、農地面積の削減に貢献している。
また、処理した生ごみを肥料として契約農家に提供し、その肥料で育った野菜を仕入れる循環型農業のサポート、水とエネルギーコストの削減、ランドリーサービスによる温室効果ガス排出量を減らすために、客室清掃を利用しないお客様へレストランクレジットをプレゼントしている。スイスホテル南海大阪は、サステナビリティを取り入れる企業とも積極的に協力し、地域社会への貢献に向けた様々な取り組みを進めている。
スイスホテル南海大阪は、環境への負荷を最小限に抑え、地域社会との連携を強化し、お客様に快適な滞在と環境に配慮したサービスを提供することを目指している。
グリーン・グローブは、旅行および観光事業の持続可能な運営・管理に関する国際的に認められた基準に基づく世界的な持続可能性システムであり、世界的なライセンスの下で運営されている。米国カリフォルニア州を本拠地とし、83か国以上で展開され、国連世界観光機関 (UNWTO) の賛助会員でもある。
スイスホテル南海大阪はスイスホテル ホテル&リゾート グループ傘下のホテルであり、ビジネス、文化、ショッピング、グルメ、ファッション、娯楽の中心地、大阪で最も活気にあふれた「ミナミ」に位置している。関西国際空港と鉄道に直結した大阪唯一のホテルであり、歴史が薫る京都、世界遺産の古都、奈良、コスモポリタンな港街、神戸へのアクセスも良好である。6つのレストランやバー・ラウンジ、フィットネス&スパなど、様々なアメニティ施設を完備している。ホテルは「TripAdvisor Certificate of Excellence」、「World Luxury Hotel Award」、「World Travel Awards」など各種のアワード、米国のワイン専門誌「Wine Spectator」のワインリスト賞を受賞している。
世界的に有名なスイスブランド、スイスホテル ホテル&リゾートは、世界中に30軒を超えるホテルを有しており、スイスのホスピタリティの伝統に基づき、アルプスの爽やかで活力にあふれた気分を利用者に感じさせるホテルである。現代的でインテリジェントなデザイン、優れた職人技、持続可能性への対応を高く評価されており、人生の真の喜びを発見して「live it well」を実感してもらえるよう、世界を旅する利用者に心休まるひとときを届ける。また、世界を牽引するトラベル&ライフスタイルグループ、アコーホテルズに加盟しており、世界110か国で5300を超えるホテルやリゾート、レジデンスを通じておもてなしの心を提供している。