(出典:株式会社Mirai Resort)
株式会社Mirai Resortが運営する旅館「ホテルはなや」は、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環として、7月より電力供給会社をTERA Energy株式会社に切り替えた。「ホテルはなや」ではこれまで、植物由来のアメニティを積極的に取り入れるなど、環境負荷を低減する取り組みを行ってきた。そして、7月9日より、TERA Energy社のシステムを導入し、さらにエコ活動を推進する。
TERA Energy社は、CO2排出を極力抑えた電力を提供し、環境への負荷を軽減している。また、収益の最大2.5%を関連団体に寄付しており、この仕組みにより電気料金の一部が社会貢献活動に役立てられている。今回、株式会社Mirai Resortでは「一般社団法人うさぎと人の幸せを支える会」を寄付先に選定した。今後、電気代の一部がうさぎの保護活動に活用されることで、来館者と共に社会貢献活動を進めていく考えである。今後も、宿泊者に積極的にエコ活動に参加してもらえるよう、館内での環境意識の向上を図っていく。
TERA Energy社は、「寄付で人を応援し、自然に優しい電力を供給する」という理念を掲げ、お坊さん4人が創業した電力会社である。同社は、温室効果ガスであるCO2をできるだけ出さないエネルギーを使うことが電力会社の責務だと考えており、再生可能エネルギー由来の電気にこだわっている。また、TERA Energy社と連携する団体「ほっと資産」の中から、応援したい団体を選択することができ、事業の収益から最大2.5%が選択した団体に寄付される仕組みが作られている。
一般社団法人うさぎと人の幸せを支える会は、2023年から埼玉県ふじみ野市にてうさぎの保護活動を行っている。全国でも珍しいうさぎ専門の保護団体として、1匹でも多くの保護うさぎを里親につなぐための活動を進めている。人とうさぎの関係をより豊かにしていくことで、より多くの人の幸せを支えていきたいと考えており、活動開始からすでに160匹以上のうさぎを保護し、130匹以上を里親に繋いでいる。
(出典:株式会社Mirai Resort)
株式会社Mirai Resortは、昔ながらの「おもてなし」を大切に、高い満足度を提供できる温泉旅館を造りたいという思いから設立された企業であり、現在は長野県阿智村の昼神温泉「ホテルはなや」を運営している。安価なホテルなどの宿泊施設が増えてきている中、「来てよかった」と思ってもらうことはもちろん、「また必ず訪れたい」「一生の思い出になった」と思われるような温泉旅館を目指している。その他、コンサルティング事業や美容事業も展開しており、「本質的な地方創生」に根差したインパクトスタートアップとして活動している。