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【島根県】1都3県在住の基礎疾患者へ帰省前の滞在宿泊費助成

投稿日 : 2021.07.30

島根県

新型コロナウイルス関連

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島根県は1都3県在住で基礎疾患がある島根県出身者が帰省する際、実家へ帰る前に一定期間滞在してもらうホテル代の一部を負担すると発表した。

島根県民の1親等または2親等にあたる親族が対象

県は首都圏の新型コロナウイルス陽性者が連日過去最悪を更新していることを受け、首都圏の医療体制逼迫で県民近親者の命が危険にさらされることを防ぐため、基礎疾患がある人の一次避難的な帰省を支援する。

支援対象者は東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県に居住し、慢性の呼吸器や心臓病などの基礎疾患があり、島根県民の1親等または2親等に当たる親族。

1都3県在住の基礎疾患持ちの県民出身者が安心して実家に帰れるよう、帰省直後6泊7日~13泊14日のホテルなどへの宿泊費用を1泊あたり半額(上限5,000円)補助する。期間は8月3日から9月1日までの宿泊分が対象だ。

島根県の丸山知事は「今回は緊急事態宣言発令中の急増で今後も増えると見込まれる。自宅療養を病床のように使ってという都の現状は、健康状態を確認する体制を整えているとはいっても医療崩壊と理解するのが自然で、県民近親者の病状が悪化しても医療を受けられないといった状況に置かれることは避けたい」と支援決定の理由を説明。県民の理解を求めた。

同様の制度は2021年1月と4月に続き、3回目となる。

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