コロナ禍で打撃を受けた地域経済を支援するため、さいたま市で独自の宿泊割引キャンペーン「さいたま割」が展開されている。
「さいたま割」では、市内の宿泊施設を対象に、1室1泊につき最大3,000円が割引される。市民だけでなく、市外在住者も利用可能だ。また、政府主導の「Go To トラベルキャンペーン」とも併用可能。
10月12日より予約を開始しており、10月15日から2021年1月15日のまでが利用可能期間となる。各自予算が達成しだい終了となるので注意が必要だ。市の公式サイトでは、10月28日時点で16の施設がエントリーしている。
「さいたま市宿泊促進キャンペーン(さいたま割)」を実施しています!
対象宿泊プランは登録宿泊施設ほか、各予約サイトから予約可能。「さいたま割」のマークがついているものが目印だ。
同事業は、外部からの旅行者も広く呼び込むことで宿泊需要を早期回復させ、新型コロナウイルスの感染拡大で低迷する地域経済を活性化するために企画された。
事業の実施にあたっては業界が定めた感染防止のためのガイドラインを遵守し、宿泊者の安全をはかるとしている。
埼玉県さいたま市は、126万の人口を擁する政令指定都市。文化施設では岩槻の「人形博物館」、大宮の「鉄道博物館」が人気スポットだ。イベントの開催地にもよく選ばれ、「さいたまスーパーアリーナ」では人気アーティストのコンサートがたびたび催されるほか、隣接のけやき広場ではフリーマーケットやヒーローショーなど家族向けの企画が定期的に行われている。