ザ ロイヤルパークホテル 福岡（福岡市博多区）が、2022 年 3 月 31 日までに、2 階から 8 階の一部客室及び廊下を、「サステナブル」、「“機能性」、「“地元・福岡」をテーマに改装する。利用できる家具の再生利用など、廃棄しないサステナブルな客室改装を実施する。
ザ ロイヤルパークホテル 福岡
ザ ロイヤルパークホテル 福岡は今回の改装で、椅子やソファなど、まだ利用できる家具は修繕し再生利用することで自然環境に配慮する。
テレビにはミラーリング機能を搭載し、多様な動画配信サービスに対応。レストランの混雑状況やランドリールームの利用状況も 4 月以降表示できるようにすることで、ゲストに快適な「機能性」を提供する。
「地元・福岡」をキーワードにしたデザインにおいては、8 階プレミアムフロアのカーペットには福岡県知事指定特産工芸品「大川組子」を使用。2～7 階のスタンダードフロアのカーペットには、土塀「博多塀」をモダン・アレンジしたデザインを採用した。
また、全国に 17 施設あるロイヤルパークホテルズでは順次、客室アメニティのバイオマス製品への切り替え、また 100％ リサイクルの再生ペットボトルを使用したミネラルウォーターの導入を行い、プラスチックの使用量の削減や、リサイクルを促進するなどして、SDGs への取り組みを行っている。
SDGs への取り組みが熱心なホテルはここ数年増加しており、中でも歯ブラシやバスアメニティなど使い捨てプラスチック製品の削減を義務づける、「プラスチック資源循環促進法」が 4 月に施行されることに伴い、多くの宿泊施設が徐々にアメニティを削減、または環境に優しいものに切り替える動きが活発化している。