愛媛県東温市の「見奈良天然温泉 利楽」が、温泉施設および宿泊施設の一部改装を終え、10月よりリニューアル・プレ・オープンする。
「利楽」は2000年に開業した西日本最大級の野天風呂を備える温泉施設である。20周年を迎えるにあたり、当施設では大規模なリニューアルが行われた。
【公式】見奈良天然温泉 利楽
今回の改装では、地下2000メートル、中生代の地層からくみ上げる「塩化物泉」が増設。従来の「炭酸水素塩泉」に比べ、やわらかい肌触りが特徴。保温性が高く、冷え症や皮膚乾燥症に効果があると言われる。
また湯上りにゆったり身体を休めることができる休憩所や、女性専用のパウダースペースなども新設された。
カフェやレストランも内装を一新しており、心地よい空間で滞在時間を延長してもらい、収益アップや客層の拡大を狙う方針だという。
併設されている宿泊施設「くつろぎの宿樹楽」では部屋数を44部屋から61施設に増設。部屋の改装に加え、wi-fi環境を整備し、テレワークで長期滞在する宿泊客の需要に応える。
宿泊料金は洋室がシングル6310円~、和室が6畳4690円~(3名利用)。土曜と祝前日は一般客室が500円、スイート・セミスイートが1000円アップする。GW・お盆・年末年始の特別料金あり。
また、最寄りの「ぼっちゃん劇場」の鑑賞券がついた1泊2食付の「観劇プラン」が存在する。
リニューアル・プレ・オープンで10月5日より温浴施設が、10月10日から宿泊施設が利用可能になる。
現在、当施設では内湯と外湯のスライドの常時解放、大浴場の人数制限(男女各70名まで)などの措置を実施し、コロナ感染対策に徹底して取り組んでいる。