レッド・プラネット・ジャパンは、1月30日、親会社であるレッド・プラネット・ホテルズ・リミテッドからタイを拠点とするホテル事業を買収することを発表した。買収手続は、2019年第一四半期中に完了する予定。
レッド・プラネット・ジャパンは、親会社であるレッド・プラネット・ホテルズ・リミテッドからタイを拠点とするホテル事業を買収することを発表した。買収手続は、2019年第一四半期中に完了する予定。
レッド・プラネット・ジャパンは、親会社から、買収価格総額6,585,130,000円でタイにホテルを所有する6法人を買収。この買収による取得資産には、スラウォン(バンコク)、パトン(プーケット)、アソーク(バンコク)、パタヤ、ハートヤイにて営業中のホテル5棟およびスクンビット ソイ8(バンコク)に建設中の6棟目のホテルが含まれる。
前述5棟のホテルの2017年度合計売上は692,960,064円相当であり、2018年度は787,122,058円に達する見込み。
この買収の結果、レッド・プラネット・ジャパンのポートフォリオは、開発中の5棟を含め合計15棟(所在地:日本、タイ、フィリピン)に増加することとなる。
近年、格安航空会社路線の拡大や入国ビザの緩和が進み、日本文化に対する親しみがさらに深まる中、東南アジア、特にタイから日本への旅行客は大幅に増加。タイから日本を訪れる旅行客は、この5年間で2倍を超える増加を遂げ、2018年には113万人を超える見込み。日本からタイへの旅行客も急増しており、2016年に140万人、2017年には150万人を、2018年には160万人を越えた。
2020年夏に予定するレッドプラネット広島流川の開業、2018年6月に発表したマニラにおける2件の旗艦アセットの取得、および、日本で5棟目の急成長するレッドプラネット札幌すすきの南の2018年6月開業など、レッド・プラネット・ジャパンは近年、事業拡大案を相次いで発表しており、今般のタイのホテルの買収はこれら一連の事業拡大案に続くもの。また、2019年10月には札幌の2棟目となるレッドプラネット札幌すすきの中央を開業予定。
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