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【取材】ホテルインターゲート大阪 梅田×大阪芸術大学 神戸須磨シーワールドがテーマのアートルーム販売開始

投稿日 : 2026.01.05

大阪府

ホテル関連ニュース

ホテルインターゲート大阪 梅田は、大阪芸術大学との産学連携プロジェクト第5弾として、神戸須磨シーワールドをテーマにしたアートルーム「都会に潜む夜の海」の販売を開始した。宿泊期間は2026年1月5日から3月31日まで。

学生が客室をデザインし、シャチやイルカ、ペンギンなど館内で展示される生きものをモチーフに、ネオンや海中ジオラマ、窓ステッカー、クッションなどの作品を配置した。ポストカードやステッカーなどの持ち帰りアイテムも用意するほか、館内ではAR技術を使った撮影コンテンツも提供する。

本記事では、アートルームの狙いや演出のこだわりについて、運営会社の株式会社グランビスタ ホテル&リゾートと、大阪芸術大学デザイン学科准教授の東陰地正喜氏に取材した。

▷プラン概要:https://www.intergatehotels.jp/osaka-umeda/recommendation/40108.html

―――今回、第5弾のテーマに「神戸須磨シーワールド」を選ばれた理由と、“西日本で唯一シャチのパフォーマンスが見られる”という特徴を、ホテルの体験価値づくりにどう結び付けたのか教えてください。

株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(以下、グランビスタ):
「神戸須磨シーワールド」はグランビスタ ホテル&リゾートが運営し、2024年の開業以来大変ご好評をいただいている施設です。インターゲートホテルズが取り組んでいる“地域の魅力発信”という点において、今年度は関西という広いエリアとして捉え、話題性もある「神戸須磨シーワールド」をテーマに据えることで、新たな視点での客室空間づくりを目指しました。

「西日本で唯一シャチのパフォーマンスを見ることができる」という神戸須磨シーワールドの多彩な魅力を学生の皆様に直接ご体感いただいたことで、海のない梅田に突如現れた都会の海をイメージしていただきました。

「都会に潜む夜の海(URBAN MIDNIGHT SEA)」をコンセプトに、学生たちの自由な発想で客室をデザインしていただき、宿泊されるお客様にホテルインターゲート大阪 梅田での滞在を通して「都会にいながら海の世界に浸る」という独自の体験価値を創造いたしました。

―――コンセプト「都会に潜む夜の海」を、客室でどう表現しましたか。

大阪芸術大学デザイン学科 准教授 東陰地正喜氏:
大きく開放感がある窓を水槽に見立てて魚たちのシルエットのステッカーを貼ることで「高層ビルが林立する都会の空中を、魚たちが泳いでいる」ような仕掛けを施しました。

室内はもともと暖色系の落ち着く照明設計でしたが、一部の間接照明に青を加えることで、海のイメージを演出しています。洗面スペースや浴室にもグッズを配し、部屋で過ごすどの時間にも海を感じられるよう、さりげない演出をしています。

▲クッション(シャチ)
▲ネオン(ギヤマンクラゲ)
▲シャンプーボトル
▲歯ブラシ立て

全体として特に気をつけた点は、大人の女性をターゲットにしているため、可愛くなりすぎず、それでいて海の生きものたちの愛おしさを伝えられるような形や色を追求しました。そこには、神戸須磨シーワールドを見学した際、スタッフの方の説明の言葉の端々に感じられた、生きものや環境への思い、水族館の果たす役割についての哲学などを学生たち一人ひとりが咀嚼するなかで生まれてきたのだと思います。

▲海中ジオラマ
▲コースター(全5種中3枚お渡し)
▲ステッカー(全3種)
▲ポストカード(全6種)

―――ネオンや海中ジオラマ、窓ステッカー、クッションなど多くの要素がありますが、空間として“まとまり”を出すために意識したことは何ですか。

東陰地准教授:
プロジェクトメンバーをいくつかのグループに分けて制作したのですが、各グループ間でも常にコミュニケーションをとって、コンセプトの共有やデザインの統一性について確認し合いました。特に色味については注意しながら何度も制作し直しました。

また、生きものの形状については、神戸須磨シーワールドのスタッフにも確認しながら、リアルでありつつデザインとして成り立つものを探っていきました。

―――既存客室の機能性・安全性・快適さを守るために、ホテル側と学生側でどんなルールを決め、どう調整しましたか。

グランビスタ:
既存客室としてすでに備えている機能性・安全性・快適さを保ちつつ、今回のテーマルームを造成していただきました。例えばクッションカバーは防炎加工を施しています。

そのほかにも制作工程でアイテムごとに異なる「条件」や「納期」などを整理しながらプロジェクトを進行していただきました。

―――今回の取り組みを経て、ホテルインターゲート大阪 梅田×大阪芸術大学の産学連携プロジェクトとして、次に挑戦したい表現や取り組みがあれば教えてください。

グランビスタ:
弊社といたしましては、引き続き大阪芸術大学様との協働をはじめとした、地域の魅力を発信する取り組みを実施していきたく考えております。

今回の経験も踏まえながら、次回以降もテーマを通じて地域の魅力を感じていただける企画を継続してまいります。

■ホテルインターゲート大阪 梅田×大阪芸術大学
「都会に潜む夜の海(URBAN MIDNIGHT SEA)」概要

URL:https://www.intergatehotels.jp/osaka-umeda/recommendation/40108.html

宿泊期間:2026年1月5日(月)~3月31日(火)
※予約は2025年12月12日(金)より受付開始

客室タイプ:デラックスツインルーム(31㎡)
販売価格:2名様1室ご利用時、1名様(朝食付き)18,500円~ ※税・サ込、宿泊税別
宿泊プランURL:https://www.intergatehotels.jp/osaka-umeda/?tripla_booking_widget_open=search&hotel_plan_code=14574646&checkin=2026/01/05

■ホテル概要

名称:ホテルインターゲート大阪 梅田
所在地:大阪府大阪市北区梅田2丁目5-2
開業:2021年4月1日
構造:地上18階建て
客室数:386室
TEL:06-6344-8800
URL:https://www.intergatehotels.jp/osaka-umeda
Facebook:https://www.facebook.com/osakaintergate/
X:https://x.com/intergate_osaka
Instagram:https://www.instagram.com/intergate_osaka_umeda/

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