5月22日、大阪市のホテルで、宿泊していた客の部屋から現金4,200万円などが入った金庫が盗まれたという通報があった。警察は窃盗事件として調査を進めている。
被害にあったのは、大阪市中央区のホテルに宿泊していた46歳の男性。5月22日の午後7時40分ごろ、男性が外出先からホテルの客室に戻ると、何者かによって侵入された痕跡があり、部屋の床部分に置いていた金庫2個が消えていたという。客室のドアはカードキータイプで、工具などによってこじ開けた形跡が残されていた。
事件は、男性から被害の報告を受けたホテル従業員の通報によって発覚。男性の証言によると、金庫は手提げで持ち歩くタイプで、どちらも高さ20センチほど。中には現金4,200万円のほか、腕時計10本が入っていた。男性が外出する午後6時までは、金庫に以上は見られなかったとのこと。
男性は投資家であり、今年2月から同ホテルに滞在していた。
警察は男性が外出していた午後6時から7時半の間の犯行とみて、監視カメラの映像を解析するなどして調査を進めている。被害にあった男性が部屋に金庫を置いていたことを知る者は限られているため、関係者による犯行の可能性も浮上している。