西松建設株式会社が芙蓉総合リース株式会社、株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメントと共に、西松建設として初の海外大型ホテル開発事業、2025 年開業予定の「グランドニッコー・バンコク サトーン」 に着手した。
西松建設株式会社(東京都港区)、芙蓉総合リース株式会社(東京都千代田区)および株式会社ホテルオークラの子会社のホテル運営会社「株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメント(東京都港区)が、タイ王国の首都バンコクにて新しいホテル、「グランドニッコー・バンコク サトーン」を開業する。オークラ ニッコー ホテルズとしてタイにおいて 5 軒目のホテルとなり、「グランドニッコー」ブランドとして初のタイ出店となる。
「グランドニッコー・バンコク サトーン」事業を推進するにあたり、西松建設、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構、芙蓉リースが出資する現地ホテル経営会社「Bangkok Sathorn Hotel Management Co., Ltd.」とオークラ ニッコー ホテルマネジメントは、当ホテルに関する運営管理契約を 1 月 31 日に締結した。
「グランドニッコー・バンコク サトーン」では、日系企業の協業により日本の洗練されたサービス品質を活かした、卓越したホスピタリティを実現し、高品質な生活空間の創出を目指す。設計施工は、西松建設の現地の子会社である泰国西松建設が担当し、1963 年のタイ進出以来、長年の経験によって培われた技術力を活かしていく。
タイにはすでに複数の日系ホテルが進出しており、最近ではプリンスホテルが 2021 年に同社の高級ホテルブランド「ザ・プリンス・アカトキ」を、2022 年開業予定であると発表している。