11月30日、株式会社グリーンズが三重県伊勢市と「災害時における災害要配慮者に対する宿泊施設等の提供に関する協定書」を締結した。
グリーンズは、三重県伊勢市において、伊勢シティホテル、伊勢シティホテルアネックス、コンフォートホテル伊勢の3つのホテルを運営している。今回の協定書ではの上記の3ホテルすべてについて、災害が発生した際に自力での避難が困難な「要配慮者」に対し客室を提供する協定が締結された。グリーンズではこれまで、愛知県東海市の名和プラザホテル、茨城県神栖市のコンフォートイン鹿島など、ほかの自治体の運営店舗でも災害時の協力協定を結んでいる。
協定の調印式が行われたのは先月30日で、場所は伊勢市役所。グリーンズの村木社長と伊勢市の鈴木市長は並んで写真撮影をし、村木社長は「今後も積極的に地域貢献に関わっていきたい」と抱負を語った。
株式会社グリーンズとは
三重県四日市市に本社をおき、ホテルやレストランを運営する企業。現在、全国で96のホテルを運営している。本社のグリーンズホテル事業では三重県を中心とした東海・北陸地方において、宿泊特化型のホテルから宴会場・レストランまで兼ね備えたシティホテルまで、地域の特性やライフスタイルに合わせた多彩なホテルを展開している。また、子会社のチョイスホテルジャンパンからは、快適性と機能性を重視した宿泊特化型のホテル「コンフォートブランド」を北海道から沖縄までの全国政令指定都市や県庁所在地を中心に展開中。