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神戸7ホテルが贈る「食の旅チャリティーランチ2025」:兵庫の恵みを味わう61日間

投稿日 : 2025.08.04

兵庫県

地域創生

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(出典:株式会社神戸ポートピアホテル

神戸市内の7つのホテルでは、2025年9月1日から10月31日までの61日間にわたり、共同フェア企画「KOBE 7ホテル食の旅 チャリティーランチ2025」を開催する。阪神・淡路大震災から30年という節目の年にあたり、地域のさらなる発展に寄与することを目的として企画されたものである。

本フェアのテーマは「ひょうごテロワール」。テロワールとは、土地固有の風土や気候、歴史、文化などの個性を意味し、兵庫県の海の幸や山の恵みを活かした料理が提供される。フレンチ、中国料理、イタリアンなど多彩なジャンルをそろえ、各ホテルの料理長が独自の視点で趣向を凝らしたランチコースを展開する。

フェアメニュー1食につき300円が、公益財団法人「チャイルド・ケモ・サポート基金」と認定NPO法人「日本クリニクラウン協会」に寄付される仕組みとなっており、地域社会への還元も目的とした企画である。さらに、スタンプラリーやアンケート回答に参加した来場者を対象としたプレゼントキャンペーンも行われ、来場者が楽しみながら地域の魅力に触れられる構成となっている。

(出典:株式会社神戸ポートピアホテル

今年のフェアに参加するホテルは以下の7つである。ANAクラウンプラザホテル神戸「Level36」では、但馬鶏や神戸牛を使ったイタリアンを地上36階からの眺望とともに楽しめる。オリエンタルホテル「MAIN DINING」では、六甲シャンピニオンやえびすもち豚を使ったコースを山並みを望む空間で提供する。神戸ベイシェラトン「Kobe Grill」では播州赤鶏や淡路島野菜を使った料理を最上階で味わえ、併設の天然温泉でのひとときも提案している。

神戸ポートピアホテル「リュバン」では、鰆や丹波鹿などを使ったフレンチを臨場感ある調理演出とともに楽しめる。神戸メリケンパークオリエンタルホテル「桃花春」では、金木犀の香りを活かした叉焼やオリジナルスパイスの炒飯など香りに焦点を当てた中国料理を展開する。ホテルオークラ神戸「桃花林」では、但馬どりや湯葉、鱧を用いたコースで豊かな風味を引き出している。ホテルモントレ神戸「サンミケーレ」では、明石蛸や神戸ワインビーフを使ったイタリアンを提供し、ワインソースとの相性を楽しめる構成となっている。

チャリティーの寄付先である「チャイルド・ケモ・サポート基金」は、小児がんや難病の子どもと家族のための滞在施設「チャイルド・ケモ・ハウス」を運営し、長期治療に伴う家族の時間を支援している。また、「日本クリニクラウン協会」は入院中の子どもたちに笑顔を届けるため、臨床道化師を病院に派遣する活動を続けている。

「KOBE7ホテル」は、1999年に神戸市内6ホテルが結成した「神戸ホテル六社会」に起源を持ち、観光誘致を目的に共同イベントを実施してきた。2002年からは総料理長6人によるチャリティーディナー「グランシェフ6人の饗宴」を展開し、2012年からはより身近な価格帯の「グランシェフチャリティーランチ」へと移行した。2024年にホテルモントレ神戸が加わり、現在の7ホテル体制となっている。これまでのチャリティー累計額は2,380万9千円にのぼる。

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