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【取材】全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅 第4弾」11月に再開

投稿日 : 2023.10.12

鹿児島県

ホテル関連ニュース

鹿児島県は、9月に終了した全国旅行支援「今こそ鹿児島の旅 第4弾」を11月に再開すると発表した。再開期間は11月1日~30日までの1ヶ月間。予約受付開始は10月11日以降、準備の整った事業者から順次開始する。

割引率は旅行代金の20%で、割引上限額は、交通付き宿泊旅行5,000円/人泊(離島の宿泊施設利用の場合8,000円/人泊)、その他宿泊旅行3,000円/人泊(離島の宿泊施設利用の場合5,000円/人泊)、日帰り旅行3,000円/人回となっており、9月終了時から変更はない。

さらに、地域クーポン(平日2,000円/人泊・人回、休日1,000円分/人泊・人回)も付与される。

本記事では、「今こそ鹿児島の旅 第4弾」再開について、鹿児島県に取材を行った。

「今こそ鹿児島の旅 第4弾」の詳細については、下記URLのキャンペーン特設サイトにて確認できる。
https://www.kagoshimakankou.jp/

出典:今こそ鹿児島の旅 第4弾

――― マスクをしていない人も増え、旅行需要も回復傾向と言われていますが、コロナ前、コロナ禍と比べて観光客数・旅行客数はいかがでしょうか?

県内主要宿泊施設の宿泊者数について、コロナ禍以前の令和元年と比較し9割程度と回復傾向が続いています。

令和2年には前年の4割程度まで落ち込みましたが、毎年回復傾向が続いている状態です。

【主要宿泊施設の宿泊者(サンプル調査)】宿泊客数(延べ人数)

令和5年7月 前年同月 前年比
(R5/R4)
参考
R4年対前比
(R4/R3)
参考
R3年対前年比
(R3/R2)
参考
R2年対前年比
(R2/R1)
参考
R1年同月との
比較推計値※(R5/R1)
238,365人 220,287人 +8.2% +23.6% +62 1% ▲58.8% ▲10 6%

――― 「今こそ鹿児島の旅 第4弾」を9月に1度終了し、11月に再開する形にした狙いを教えてください。

10月には、国体・全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」が開催されることが理由です。

「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」終了後の11月に、「今こそ鹿児島の旅(第4弾)」を再開することとしております。

――― 「今こそ鹿児島の旅(第4弾)」再開後の11月におすすめの観光スポットやグルメなどがありましたら教えてください。

出水市ツル観察センターのツル飛来 / 写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

毎年10月中旬頃にシベリアから特別天然記念物に指定されているツルが渡来し、約1万羽を超えるツルが3月頃まで越冬する出水市ツル観察センターのツルの飛来や、約1,200本のイチョウが植樹してある黄金の楽園「垂水千本イチョウ園」などがあります。

垂水千本イチョウ園 / 写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

他にも南九州最大の祭りである「おはら祭り」や、5万本以上の竹灯籠でまちを照らす「いずみマチ・テラス」などのイベントも開催されます。

おはら祭 / 写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟
いずいマチ・テラス / 写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

グルメであれば「首折れサバ」がおすすめです。屋久島の地魚「ゴマサバ」を一本釣りで釣り上げたあと、鮮度を保つために首を折り、一瞬で血抜きしたのが「首折れサバ」です。10月頃から旬を迎え、11月もそのおいしさを味わえます。新鮮さを堪能できるお刺身はもちろん、寒くなってくる11月は和風だしでしゃぶしゃぶする「サバスキ」もおいしいですよ。

首折れサバ / 写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

また、新酒が解禁される焼酎もおすすめです。その年の焼酎の新酒を飲めるようになることから、11月1日が「本格焼酎の日」に制定されています。通常の焼酎は蒸留後に半年~1年ほど寝かせてから瓶詰めされますが、「新酒」は蒸留後まもなく瓶詰めされているので、できたばかりの風味を楽しめます。「本格焼酎の日」前後に新酒を振る舞うイベントを開催している蔵元もあるので、ぜひ注目してみてください。

写真協力:鹿児島市

――― 最後に、利用を検討している方へメッセージをお願いします。

3つの世界遺産や和牛日本一に輝いた鹿児島黒牛をはじめとする世界に誇れる食や優れた県産品の数々のほか、歴史や文化など、 魅力的な資源を多く有している 「南の宝箱 鹿児島」 へこの機会に是非お越しください。

■今こそ鹿児島の旅 第4弾 概要

出典:今こそ鹿児島の旅 第4弾

販売期間:
2023年(令和5年)10月11日(水)~ 2023年(令和5年)11月30日(木)
個人旅行分:11月30日(木)宿泊分(12月1日(金)チェックアウト分まで)
団体旅行分:11月30日(木)宿泊分(12月1日(金)チェックアウト分まで)
※準備の整った事業者から順次、販売を開始。
※予算がなくなり次第終了。

割引期間:
2023年(令和5年)11月1日(水)~ 2023年(令和5年)11月30日(木)(12月1日(金)チェックアウト分)
※11月1日(水)~ 11月30日(木)の出発分に割引が適用されるのは、2023年(令和5年)10月11日(水)(販売開始日)以降に購入される旅行商品に限る(購入済みの上記期間の旅行商品への遡及適用はなし)。

対象者(利用対象):日本国内に居住する旅行者

利用要件:
① 鹿児島県を目的地とする旅行・宿泊(*1)
② 身分証の提示(本人確認)
(*1)鹿児島県民の県内旅行も含む

◯旅行商品割引内容
割引率:旅行代金の20%(※1円未満切り捨て)

◯割引上限額
宿泊旅行(交通付商品):5,000円/人泊(離島の宿泊施設利用の場合、8,000円/人泊)
宿泊旅行(交通付商品以外):3,000円/人泊(離島の宿泊施設利用の場合、5,000円/人泊)
日帰り旅行:3,000円/人回
※対象となる旅行商品は、事業に参画する旅行会社が販売する鹿児島県が目的地の旅行商品。
※個人旅行は、宿泊施設への直接予約のみ、団体旅行は九州内の中小旅行会社のみで販売
※割引となる日数は、1回の予約または申込につき、7泊までが上限。ただし、利用回数の制限はなし。
(一度の旅行での宿泊日数は同一施設の連泊、異なる施設の宿泊を問わず7泊までが対象)

旅行商品割引及び商品クーポン配布の条件:
旅行商品の1人1泊あたりまたは1人回(日帰り)あたりの単価が次の金額を下回る場合、割引及び商品クーポン配布の対象外となる。
平日:3,000円以上/人泊・人回
休日:2,000円以上/人泊・人回

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