新型コロナウイルス感染症拡大が一部都道府県では落ち着き、「まん延防止等重点措置」が解除された県も複数ある。鹿児島県は、2 月 20 日に終了していた「今こそ鹿児島の旅事業(第2弾)」事業を、鹿児島県民向けに再開する。
「今こそ鹿児島の旅」を使えば利用者は、この事業に参加している旅行会社(約 80 社)が鹿児島県在住者向けに販売する鹿児島県内旅行商品(宿泊および日帰り)で割引を受けられる。
「まん延防止等重点措置」が 6 日に解除された鹿児島県では、3 月 14日より観光割引キャンペーンが再開される。 3 月 14 日より、準備が整った旅行会社から順次開始され、3 月 31 日まで、予約販売期間は 3 月 31 日まで、割引対象期間も同期間(31日宿泊分まで)となる。
日帰り旅行の場合は最大で、旅行代金が 50% オフとなる(割引上限は 5,000 円)。また、1 人当たりの旅行代金が 4,000 円を超える場合は 2,000 円の「今こそ鹿児島」クーポンが付く。
宿泊する旅の場合も、旅行代金は 50% オフだが、割引上限は 1人1泊当たり 5,000 円となる。こちらの場合も、1 人当たりの旅行代金が 4,000 円を超える場合は 2,000 円の「今こそ鹿児島」クーポンが付く。
クーポンの利用期限はどちらの場合も 4 月 1 日までとなっている。
「今こそ鹿児島の旅」では、熊本県、宮崎県など近隣の県民向けにも割引を提供していたが、新型コロナウイルス感染症拡大により、1 月 13 日以降新規販売を停止中だ。今回の事業再開も、鹿児島県民向けにのみ再開されている。
この事業による割引対象旅行商品を購入、利用するには、ワクチン(2回)接種証明または PCR 検査の陰性証明等が必須とされている。
まん延防止等重点措置は、群馬県や東京都、北海道、青森などでも今月の 21 日には解除される見込みとなっている。春に向けて、旅行の盛り上がりが期待できそうだ。