神奈川県箱根の「強羅花壇」が、銀座の「鮨よしたけ」 と 2022 年 10 月 15 日付で、鮨店出店に関する基本合意書を締結した。出店へ向けて順次改装をおこない、2023 年夏の開業を目指す。「鮨よしたけ」はフランスのミシュラン社が出版するミシュランガイドで 12 年連続 3 つ星評価を受けている。
無形文化遺産にも登録された箱根の名宿「強羅花壇」は、箱根の自然の中にある料亭旅館だ。江戸時代の四宮家の 1 つ、閑院宮家別邸に建てられた宿を基にしており 1952 年の創業以来、日本のみならず海外からのゲストにも愛されてきた。
1991 年には世界的に有名なホテルレストラングループ「ルレ・エ・シャトー」の審査を受けて加盟店となり、2002 年には高い顧客満足度と高い水準のサービスを提供する施設に贈られるウェルカム トロフィーを「ルレ・エ・シャトー」に授与された。このトロフィーは、加盟している世界で 469 件(2002 年時点)の施設の中から選ばれており、国内外からの高い評価を得ている。
「鮨よしたけ」は、2010 年に銀座に出店。ミシュランガイド東京において、3 つ星評価を 12 年連続で獲得し続けている銘店だ。店主である吉武 正博氏が生み出す、江戸前鮨は国内外で高い評価を受け続けており、2013 年には香港に「すし志魂」を出店。こちらの店舗はミシュランガイド香港マカオにおいて、9 年連続で 3 つ星評価を獲得している。
「鮨よしたけ」では、江戸時代から受け継がれる赤酢を進化させた酢飯に、全国から仕入れた旬の素材を合わせ、熟練の技術でひと手間を加えた提供。世界の美食家を魅了し続けている。
「強羅花壇」は「鮨よしたけ」の吉武氏を招き、日本人の伝統的な食文化の代表であるにぎり鮨を、強羅花壇敷地内で提供する。