4月22日。茨城県は新型コロナウイルスの陰性が確認された県民に対し、県内の宿泊旅行費を助成する「いば旅あんしん割事業」を実施すると発表した。
助成の対象となるのは、宿泊日の1週間以内にPCR検査もしくは抗原定量検査を受けて「陰性」が確認された県民。4月下旬から予約受付を開始し、5月10日から31日まで実施される見通しだ。
割引額は宿泊料金に応じて異なる。宿泊料金が1万円以上の場合は1万円の補助、6,000円以上1万円未満の場合は6,000円が補助される。同一の旅行商品で2泊までが割引対象。なお、検査費用は自己負担となる。
また、感染拡大市町村に指定された区域の旅行は対象外になるほか、県全体で感染状況がステージ3に達し、まん延防止等重点措置を要請する事態になれば、事業自体を中止する可能性もあるとのこと。
茨城県内では現在、水戸市、古河市、かすみがうら市、大洗町、城里町、阿見町の6市町が「感染拡大市町村」に指定され、飲食店の営業時間短縮や外出自粛の要請が始まっている。
総事業費は2億2,000万円になる見通し。県は4月の補正予算案で、同事業のため1億1,000万円を計上した。2万泊分の利用を想定しているという。
都道府県が実施する宿泊補助で、対象の条件に検査結果をいれるのは全国初の試み。
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