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【取材】湯村温泉の御宿コトブキに「究極の快眠ルーム」誕生

投稿日 : 2026.02.18

兵庫県

ホテル関連ニュース

日本人の睡眠不足が社会課題となる中、兵庫県・湯村温泉郷の「御宿コトブキ」が、医療グループの知見を生かした新客室「スリープデラックスツイン」を発売する。

御宿コトブキは、開業当初から“睡眠の質を高める滞在”を軸に、館内環境や温泉での過ごし方まで含めた快眠体験を追求してきた。今回発売される「スリープデラックスツイン」は、整体理論に基づく寝具「CURE:RE(THE MATTRESS/THE MAKURA)」を導入し、静音性など室内環境も“快眠仕様”に整えることで、そうした取り組みをさらに発展させた客室だ。宿泊プランは2026年3月21日から対象となる。

本記事では、「スリープデラックスツイン」のこだわりや魅力などについて、御宿コトブキに取材した。

プラン詳細・予約:【究極の快眠体験/3大特典付】スリープデラックスツイン限定・快眠プレミアムプラン|快眠セラピー付<1泊2食>

―――「究極の快眠ルーム(スリープデラックスツイン)」で“快眠”を定義するなら、どんな状態を目標に設計されていますか?

私たちが目指す“快眠”は、大きく2つの状態です。

まず1つ目は、布団に入って目を閉じてから眠りにつくまでが8〜10分程度で、徐々に眠りに入っていく感覚が気持ちいいと感じられる状態です。
よく「1分以内で寝落ちする」といった話もありますが、実はそれは脳に負荷がかかりすぎていて、脳が“早く寝かせてほしい”とSOSを出している状態とも言えます。そこまで負荷が大きいと、一晩の睡眠では回復しきれない可能性もあります。

2つ目は、夜中に目が覚めることなく、朝スッキリと目覚められる状態です。
途中で目が覚めても、またすぐ眠れるなら問題ありません。ただ、そこから寝付けない時間が15分以上ある場合は、睡眠に大きく影響します。さらに、寝起きがスッキリしないということは、睡眠が足りていなかった、あるいは質が良くなかったサインでもあるため、清々しい朝を迎えられることも重要な指標だと考えています。

ただ、私たちがいちばん大事にしているのは、夜の睡眠そのものというより、『翌日の脳パフォーマンスが良い状態』です。入眠がスムーズでも、朝スムーズに起きられても、日中のパフォーマンスが悪いと一日を無駄にすることになりかねません。旅行という貴重な旅の時間という意味でも大切ですし、私たちは日々の快眠が日中のパフォーマンスにどれだけ良い影響をもたらすかを知ってもらいたくて、睡眠サービスを提供しています。
「良い睡眠ってこんなに頭と体が軽いんだな」と感じていただき、「これからはもっと睡眠にこだわっていこう」という価値観になっていただくことを目標にしています。

―――寝具「CURE:RE(THE MATTRESS/THE MAKURA)」の導入にあたり、一般的な寝具との差として「ここだけは譲れなかった仕様・理論」を教えてください。

私たちグループが一貫して大切にしているのは、「寝ている間に、身体を『ニュートラル(初期状態)』にリセットすること」です。ここだけは譲れませんでした。

私たちは長年、医療・整体の現場で身体のケアに携わってきましたが、「立っている時」と「寝ている時」では、身体にかかる負荷のメカニズムがまったく異なります。だからこそ、一般的な枕のような「ふわふわした感触」ではなく、寝ている間に身体の緊張が自然とほどける“絶妙な硬さと高さ”を徹底的に追求しています。

開発プロセスも、少し特殊で、データ上の計算だけに頼るのではなく、身体の構造を知り尽くした現場の専門家たちが、「翌朝、本当に身体が軽いか?」を自分たちの身体で何度も比較検証してきました。

科学で解明しきれていない部分もありますが、私たちは「理屈よりも、翌朝の身体が答えを知っている」という実感値を何より大切にしています。

旅の疲れをその日のうちにリセットし、翌朝、最高のコンディションで出発していただく。そのための「身体を整える土台」として設計した寝具が、CURE:REです。

―――「快眠セラピー」は“ヘッドマッサージ”と理解してよいでしょうか。一般的なヘッドマッサージとの違いを教えてください。

はい、イメージとしてはヘッドマッサージに近いのですが、私たちは「頭だけをほぐす」というより、脳がリラックスして眠りに入りやすい状態をつくることを重視しています。

頭部には睡眠に良いツボが多く、頭皮をゆるめることで体液の巡りが良くなり、睡眠中の老廃物の除去が促されると考えています。
ただ、同じように頭を触る施術でも、順番・圧のかけ方・リズムによって体感や効果は大きく変わります。そこに専門的な技術力が必要になります。

さらに、手技に合わせて、脳がよりリラックスできるように独自のアロマを用いたアプローチも同時に行います。このアロマは脳を直接的に落ち着かせることを意図したもので、照明のコントロールや音楽も含めて、トータルで脳にアプローチするセラピーとして設計しています。

―――「快眠プレミアムプラン」を最大限に活かすために、チェックイン〜就寝〜翌朝までのおすすめの過ごし方を教えてください。

快眠プレミアムプランを最大限に活かすポイントは、チェックイン後から「交感神経を高めすぎない」ことと、就寝に向けて段階的に心身を落ち着かせていくことです。おすすめの流れは次の通りです。

【チェックイン〜夕食前】

● 到着直後は予定を詰め込みすぎず、まずは深呼吸や軽いストレッチで移動の緊張をほどきます。
● 可能であれば、散策や足湯など“ゆるく体を動かす”時間を入れて、気持ちを落ち着かせていきます。
● 温泉は夕食前に一度入っておくと、体がゆるみやすく、夜の睡眠につながりやすくなります。

【夕食後〜就寝まで】

● 夕食後は強い刺激(仕事の連絡、SNSの長時間視聴、明るすぎる照明など)を避け、静かに過ごす時間をつくります。
● 快眠セラピーを受ける場合は、施術後はそのリラックス状態を保つ意識で、会話量や光・音の刺激を抑えるのがおすすめです。
・就寝前は、肩・首・背中を中心に軽いストレッチを行い、体の力が抜けた状態でベッドに入ります。
● ベッドに入ったあとは、呼吸をゆっくり整え、考え事を増やさないことを大切にしています。

【翌朝】

● 起床後はカーテンを開けて光を取り入れ、可能であれば短い散歩や朝風呂で体をやさしく目覚めさせます。
● 後は慌ただしく動きすぎず、頭と体が軽い感覚を確かめながら出発していただけると、滞在の効果を実感しやすいと思います。

―――今回の『スリープデラックスツイン』と快眠プレミアムプランを通じて、お客様にどんな“変化”を持ち帰ってほしいとお考えですか。あわせて、御宿コトブキとして今後どのような滞在体験(睡眠・休息)を広げていきたいか、展望をお聞かせください。

私たちが最も大事にしているのは、夜の睡眠そのものというより、『翌日を気持ちよく過ごせる状態』です。入眠がスムーズでも、朝起きられても、日中の調子が上がらなければ、旅の時間が十分に活かされたとは言えません。

「日々の快眠が日中のパフォーマンスにどれだけ良い影響をもたらすか」。スリープデラックスツインや快眠プレミアムプランは、そうした考え方を、滞在を通して実感していただくための取り組みの一つです。

滞在を通して、「良い睡眠って、こんなに頭と体が軽くなるんだ」と感じていただき、「これからはもっと睡眠を大切にしよう」と思っていただけること。そんな変化を持ち帰っていただけたら嬉しいですね。

快眠の価値や御宿コトブキの取り組みが少しずつ広がり、いつか日本中の方が“快眠体験”を目的に湯村温泉を訪れる。そんな存在になれるよう取り組みを重ねていきたいと思います。

■「快眠プレミアムプラン」概要

プラン名:【究極の快眠体験/3大特典付】スリープデラックスツイン限定・快眠プレミアムプラン|快眠セラピー付<1泊2食>
宿泊対象日: 2026年3月21日(土)〜11月6日(金)
料金:1泊2食付 31,500円~(2名1室利用時1名あたり、税サ込)
※公式サイト会員「コトブキメンバー」ならいつでも10%OFF
※別途入湯税150円
※13歳未満のお子様のご宿泊はご遠慮いただいております。

■施設概要

施設名:御宿コトブキ
施設住所:兵庫県美方郡新温泉町湯1561-1
電話番号:0796-85-8970
URL:https://oyadokotobuki.com/
Instagram:https://www.instagram.com/yusukotobuki/

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