米国に本社を置くハイアット ホテルズ コーポレーションが、米国、アジア、欧州で実施した年末年始にかけての旅行トレンドに関する調査結果を発表した。2022 年のホリデーシーズンは、多くの旅行者が有意義な体験や、家族、友人など親しい人とのつながりを重視していることがわかった。
この調査は、ハイアットがロンドンのマーケット PR リサーチ会社であるOnePoll とともに、今年の 10 月 6 日から 21 日にかけてオンラインで実施した。回答者は世界 14 か国で 18 歳以上の成人 8500 人だ。
新型コロナウイルスによるパンデミックから約 3 年が経ち、世界中の旅行者が求めるものが明らかになった。
調査によると、家族を持つ 45 歳以上のうち 9 割以上が 12 月に旅行を計画しており、家族旅行を計画している人の約 3 分の 2 が別荘よりもホテルやリゾートでの滞在を希望しているという。また、最も人気のある旅行先としては 日本やカナダ、イタリアが上位にランクインした。
また、回答者の 6 割以上が、ポイントを獲得したり交換したりすることができ、割り引きなどが利用できるトラベルリワードプログラムを利用すると回答した。
日本とオーストラリア、タイやインドを対象としたアジア太平洋地域の調査結果では、新型コロナウイルスの流行が始まった2019 年以降、6 割以上の人がクリスマスから年末年始に旅行していないと回答した。このエリアでも、最も人気のある旅行先として日本やカナダが上位にランクイン。その他には、モルディブが上位にランクインした。
また、トラベルリワード・プログラムの最も人気のある特典は、無料宿泊と食事体験だということがわかった。